日別アーカイブ: 2010年2月24日

【発音】Phonics お勧めの発音学習方法

Phonicsとは英語を母国語とする子供たちが学ぶつづり字と発音の関係を示したRuleです。Alphabetには一定の読み書きRuleがあり、このRule学習のおかげでNativeの子供たちはすんなりと『音声→文字』、つまり耳から入ってきた音を文字へ変換することが出来ます。

英語の音を聞いて、それを正確なSpellで書き留められますか。または、英単語を見てちゃんとした発音が出来ますか。これらをできるようになるための手法がPhonicsです。Phonicsは児童英語の世界では有名な学習手法らしいです。しかし、私は去年までその存在を知りませんでした。偶然Web巡回をしている最中に見かけて、Twitterでつらつらとそのことについて書いていたらFollowerの方から書籍を紹介してもらってその存在を知りました。Phonicsは当時「英語耳」で感じていた「発音記号を見ないと発音の仕方が分からない」という欠点を補う学習方法であると思い、私はそれ以来英語耳ではなくPhonicsを優先して学習するようになりました。

以前Twitter上で、英語の先生になりたい方や専門家の方の間では「発音記号の方がPhonicsよりも優れている」という言説を見ました。しかし、面倒な発音記号を理解することなく英語の発音を理解できるPhonicsの方が英語の専門家でない私にとっては有用な手法であると思いました。理由は手間が少なく簡単だからです。理想としては発音記号を理解した上でPhonicsをした方が良いと思います。しかし、時間のない方や英語をあくまで何かをするための手段として学んでいる方には私はPhonicsで十分だと思います。英語耳とPhonicsのどちらか一つだけ勧めるのであれば、私は後者のPhonicsをお勧めします。以前に記事「第2言語としての英語。第2言語という考え方」で書きましたが、まずは完璧主義を捨てて理解可能な水準UnderstandableをPhonicsで目指すのが賢明だと思います。ここで、All aboutにあったPhonicsについての記事を紹介します。

PhonicsではAlphabetを読む際にA(ア)、B(ブ)、C(ク)、D(ドゥッ)、E(エ)と発音をします。普通にABCを読むのと全然違うと思いますが、実際に英単語を読む際にはこのPhonicsの規則が適応されます。このPhonics読みはとても役に立ちます。例えば、初見の英単語でも発音記号を確認する事なく読むことができます。

次に紹介する参考書で私はPhonicsを学習しました。これら参考書は学習しやすい工夫がされているので「英語耳」ほど学習は苦痛じゃなかったです。とても良い参考書だと私は思います。

  1. フォニックス“発音”トレーニングBook (アスカカルチャー)
  2. 実践フォニックス“会話”トレーニングBOOK (アスカカルチャー)

私の英語はまだまだ日本人の訛りがありますが、これら「英語耳」と「Phonics」のおかげで十分に理解される水準Understandableな水準に到達することが出来ました。発音の勉強のおかげだけではありませんが、結果的にListeningもTOEICでほぼ満点(490点/495点満点)を取得しました。この点数は発音の勉強無しでは到達不可能だったと思います。また、これら学習をしたおかげで日本人特有の「カタカナ英語」から脱することが出来ました。カタカナ英語は別に使うなとは言われません。でも、Native English Speakerの間では揶揄の対象であることは間違いないので使わない方が良いです。ですから、英語を学習している日本人は英語耳かPhonicsのどちらかを必ず学習すべきだと私は考えています。

  • 追記

発音がちゃんと出来ているのかどうかはNative English Speakerに確認をしてもらった方が良いです。私は英会話学校の教師や米国人の友人に確認をしてもらいました。ship、bird、Thursdayがちゃんと出来ていないとそこで指摘されました。そしてNew York Cityでよく見かけるsquirrelについてちゃんと発音ができるようになればあなたの発音は一人前です。

また、Google音声認識を使って自分の発音を確認する面白い方法もあります。面白い記事を見つけましたので、下記記事も続けて読んでみて下さい。

【発音】英語耳 発音記号を学ぶ

英語の発音方法を学ぶ方法を私は2種類知っています。まずは「発音記号」から習得する方法から記します。発音記号から学ぶ方法では「英語耳」という手法が有名です。この方法は小説版「ドラゴン桜」でも紹介されていました。

英語耳は他にもたくさんの参考書がありますので、好きな参考書を選んで下さい。私は当時TOEICの勉強をしていたため闘耳 発音でTOEICテストのリスニングを攻略するを選びました。この本は後半のTOEIC対策部分は別にやらなくても良いので、前半の発音記号について絞って学習することをお勧めします。英語耳の学習を通じて、英語にどのような音があるのか、そして発音記号について一通り学習することが出来ます。発音について真剣に学びたい方にはとても有益な本だと思います。

ここで注意したいのは、この本の英語耳をやり遂げるには非常に地味な学習をしなければなりません。ですから「この本の内容はとても大切な内容なんだ!」と自分に言い聞かせて読破して下さい。私は逃げ場のない通勤時間を利用してこの本を2周しました。単調な勉強だったのでけっこう辛かったです。でもおかげで発音記号は読めるようになったので、辛い勉強をした甲斐はあったと思います。

ただし英語耳で学習した内容には欠点があります。それは「発音記号を見ないと発音の仕方が分からない」ということです。つまり、「発音が分からない単語は都度辞書を引く必要がある」「手元に辞書が無いと発音記号が分からない。」ということです。私は英語耳で発音記号を学びましたが、この点が不満で何か別の勉強方法は無いかと探していました。そんな時に出会ったのが「Phonics(フォニックス)」という手法です。次の記事ではこのPhonicsについて紹介します。

【発音】英語の音と日本語の音は全く違う

これから数回に渡って「発音」学習方法についての記事を書きます。最初に「発音」についての記事を書くのは、言語というものはそもそも「話すこと」の後に「文字が生まれた」という歴史的背景があるためです。つまり、「文字」よりも先に「音」があるのです。英文を書けない人でも、英語が話せるという場合があったりします。それくらい「音」は言語を理解する上で大切なのです。

そして、私が最も伝えたいことは英語と日本語では「音」が全く違うという事です。例えば日本語には一つしかない「ア」の音が、英語では3種類あります。この3種類の「ア」はそれぞれ全くの別物です。また、日本語は全ての音が母音(ア・イ・ウ・エ・オの音)を伴ないますが、英語はそうではなく子音だけの音が多くあります。この母音の違いや子音の存在は日本人には未知のものなので、成人した日本人が英語をずっと聞いていても、全くの未知の音であるため理解が難しいし習得が難しいです。

ここで具体例をいくつか挙げます。例えば最近話題だった”iPad”をあなたは正確に発音できますか。”アイパッド”って日本人が発音すると英語のiPadとはぜんぜん違う音になります。また、Thanksをサンクスと読むのも間違っています。これだと全く通じません。Twitterをツイッターと読んでも通じません。

そしてまた、米国で何度か日本人の「カタカナ英語」を聞く機会がありました。このカタカナ英語を使う人は発音についての基本的な知識がないため、英語の正しい音を発声出来ない、カタカナ英語を使わざるを得ないのだなと私は思っています。補足すると、カタカナ英語はNative English Speakerなら理解できます。しかし、本来の英語の音と全く違う音であるため、Native English Speakerの彼らでさえもカタカナ英語は何度か聞き返す必要があります。カタカナ英語はインド英語など他のひどい発音の英語に比べるとまだましな部類らしいです。しかし、そういうカタカナ英語で大丈夫と開き直っていると、自分のListening能力の向上も出来ません。なぜなら自分が理解していない音を聴くことは出来ないからです。また、Listening同様にSpeakingも当然ながら向上しません。

ではどうすれば英語の発音を学べるのか。次の記事から具体的な学習方法を紹介していきます。

基礎確立編 (TOEIC 600点未満)

この基礎確立編ではTOEIC 600点未満の人を対象としています。しかし、TOEIC 600点以上の人でも見落としがちな「発音」「英単語」の勉強方法について書きますので、一通り目を通すことを推奨します。

私がこのblogで伝えたい内容は従来の日本の英語教育では習得する事が出来ない「聴く」「話す」「書く」をちゃんと習得するための方法です。私は受験英語は真面目にやりましたし、社会人になってからTOEICの試験対策もそれなりにしました。その結果、TOEICで800点弱の点数を取れるまでになりました。しかし、その時点では「読む」以外の分野がまるで駄目。「聴く」はTOEICの試験問題と日本語で内容を知っているAudiobookはある程度理解できましたが、他の話題になるとまるで駄目。当時の私はTOEIC試験においてはReadingがListeningを常に上回っているという典型的な「受験英語に強い日本人」でした。

TOEICの点数を上げるだけなら、TOEIC試験対策の本を読めば良いと思います。でも、それでは過去の私がそうであったように現実では通用しない、つまり必要条件にすら達する事ができないと思います。私がblog記事で書くのは現実に使える英語力を付けつつ、TOEIC試験の点数を上げる方法なので、TOEIC試験対策に絞ったものよりも若干遠回りな内容になると思います。

また、最初に書く「基礎確立編」は地道な努力を要するものです。Sportの世界でいうと、最初に習得する素振りの方法や体力づくりのための走り込みに相当するものになります。正直言って、あまり面白みがなく地味な努力が必要な勉強になると思います。しかし、この基礎部分が無いと後で習得するより高度な内容を十分に理解出来ないと思います。以上、踏まえた上でこの「基礎確立編」の記事をお読み下さい。

私が英語を勉強している理由 (3) 学校で何年も勉強したのに、一生英語が使えないままというのが嫌だった

「あなたは英語を何年勉強していますか」という質問が私は最も嫌いでした。大抵の人は中学と高校で6年間も英語を勉強していると思います。そしてそんなあなたはこの質問に対して自信を持って英語で返答できますか。

先週訪れた秋葉原にあるヨドバシカメラ店では中国人の女性店員がいました。彼女が流暢な日本語を話すのを聞いて、「何年くらい日本語を勉強しているのですか」と尋ねたところ「5年間勉強しています」と答えてくれました。普通は外国語を5年間も勉強すれば流暢に話せるものです。私が知っているスイス人は1年しか英語を勉強していないのに、非常に流暢に英語を話していました。一方、日本人の英語力といえば…。そしてまた、日本人の英語下手は海外でも有名なのか、Native English Speakerからは「日本人の英語教育は他の国とは違うからね」とか変な同情をされたりします。私は何度かこの屈辱的な同情をされたことがあります。

特に私は学生時代に英語の成績は良かったにも関わらず、全く実用的に使えない事に苛立っていました。1年前の振り返ると自分を振り返るとTOEICの点数が800点弱ありました。しかしこの時点においても、英語で簡単なやりとりをする事も出来ませんでした。試験のために勉強をするという日本における英語学習は、読解以外の分野においては全く実用的でないと思います。事実、1年前の自分は読解以外全くできませんでした。

他にも私自身の実体験を述べると、道を歩いていて英語で道を尋ねられた際に全く返答できないということがありました。ちなみに、ある時は一緒にいた帰国子女が簡単な英語で道を教えていました。その帰国子女である彼女のTOEICの点数は自分よりも低いという事実が、自分に何ともいえない複雑な気持ちをもたらしました。またある時は英語の先生(日本人)といっしょに日本語字幕の映画を観ていた際に、同じ場面を観てみていても笑う時が違う事に気付きました。彼女は字幕を無視して音声をそのまま聴いていて、私は字幕を観ていたせいで同じ時に笑うことが出来なかったのです。

「このまま英語が一生出来ないままで一生を終えるのか!英語に劣等感や負い目を感じたまま一生を過ごすのか!」
という事に我慢が出来なかったというのが、私が受験英語以外の実用英語の勉強を始めることになった最後の後押しだと思います。試験で良い点を取ることだけに満足できず、実用的な英語を習得したいという人は引き続き私のblog記事にお付き合いください。

私が英語を勉強している理由 (2) 英語を使えるかどうかで仕事内容、給料が大きく異なる

私は前職は製造業に勤務していました。そしてそこで私が入社した年の前後に売上の販売比率が国内と海外で逆転しました。すなわち、国内での売上よりも海外での売上の方が多くのなったのです。日本企業が日本国内だけを相手にしている時代ではないのだなとその時実感しました。

ここで英語を使用することの利点について述べると、例えば製造業の場合では「顧客を選ぶ事が出来ます」。具体的に会社内の業務に言及すると、国内市場の顧客相手では数百円単位の仕事からしなくてはならないが、海外市場が相手の場合は数十万円以上の仕事しかしなくても良いという差がありました。海外営業部が小額取引の顧客候補を相手にしなくても良い、顧客を選ぶことが出来るのは日本市場という「小さな市場」ではなく、英語を使って「世界の大きな市場」で商売できるからです

「数百円の仕事」と「数十万円の仕事」、この2つを比較した場合、どちらの仕事の方が手間が少なく、高賃金な仕事かどうかは言うまでもありませんね。社内の調整をするにも「数百円の仕事」と「数十万円の仕事」なら後者が圧倒的に簡単。なぜなら取引額に関わらず仕事内容は同じですから、社内にいる技術者達も後者の仕事を好んでやります。こういう背景があったので、「海外営業部がこれからは花形」「国内営業部は斜陽」という社内の雰囲気に直に接していました。

また、社員の配属においても国内営業部と海外営業部で明らかな差がありました。一般的に言って、前者は勉強が苦手な人が配属されて、後者が勉強が出来る人が配属される傾向がありました。「特技はコミュニケーション能力です!なんでもやります」というような事を言う人間が前者(国内営業部)に配属される傾向があります。そしてまあ必然ですが「頭を使わないのであれば汗を流さなければいけません」。すなわち、「人が嫌がる仕事」「長時間労働」「肉体的にキツイ仕事」をするということです。そして更なる必然ですが「頭を使わない仕事の方が、頭を使う労働よりも低賃金です」。国内営業部のどぶ板をわたるような仕事振りを見て、私はこの事について実感しました。

この記事のまとめを述べますと「英語が出来ればより高収入な仕事を選ぶことが出来る」という事を英語を学習している人達に強く伝えたいです。

「そうして、日本の知識産業においては、流暢な英語能力は、もはや当たり前であり、英語能力の低い労働者は、よりつまらない仕事に追いやられ、年収はどんどん下がっていき、失業することすら増えていった。」 西暦2026年の日本