日別アーカイブ: 2010年3月12日

【Audiobook】【補足】私が米国で出会った金持ち母さんと金持ち父さん

この記事では私が米国で出会った金持ち母さんと金持ち父さんを紹介します。一人目の金持ち母さんはGrace、彼女は私が米国留学の際に一緒に暮らしていたHost Familyの奥さんです。黒人で60代の女性です。彼女の自宅はBrooklynの住宅街(たぶん高級住宅街)にあります。この家はバミューダBermudaからの移民であるGraceの両親が身を粉にして購入したものです。部屋数は15部屋くらいある3階建ての家でした。そしてこの広い自宅には常に各国から集まってくる留学生がいました。私もその留学生の一人でした。

他の近所の家もそれほど大きさは変わらず、間取りは同じくらいものだったと思います。しかし、彼女の家だけが他国から様々な留学生を受け入れていました。Brooklynのその地域は黒人とユダヤ人のみが暮らす地域で、アジア人はほとんど見かけませんでした。私も住んでいる間に他のアジア人は2~3人くらいしか見かけませんでした。言ってしまえば、かなり閉鎖的な地域です。しかし、Graceは以前は空港に勤めており、彼女の年代には珍しく、黒人にも関わらず若い内に大学に通っていたため非常に開明的(Open Mind)です。だから彼女は好んで他国からの留学生を自宅に受け入れていました。彼女は自宅にあるたくさんの空き部屋常に留学生を受け入れていました。その結果、彼女は自分で働かなくても良いくらいの収入を得ていました。

近隣の他の住人も大きな家を持っているため同様の選択を出来るはずでした。しかし、なぜだかそういう事をしている人達は近所では全く見かけませんでした。おそらく自分たちとは全く異なる生活習慣・考え方をする他国からの留学生を受け入れるという考えがないのが一番の原因だと私は推測していました。安全な地域でしたが、文化的には非常に閉鎖的な地域だったといま振り返るとそう思います。そんな地域に住んでいながら、彼女は開明的でした。そして留学生達を受け入れるために自宅内で様々な規則をつくり、常に留学生を自宅に受け入れられる仕組みをつくりました。その結果、彼女は定期収入に得ることになりました。彼女はこの定期収入があるため、無理して働く必要がなく優雅な生活を送っていました。そして彼女は去年のNY市長選挙を手伝ったり、Haitiで地震が発生したときには進んで慈善活動に励んでいました。また地域の大学に通ってなにかの教養講座を受けたり、ヨガに通っていたのも知っています。

その間の家事はどうしていたかというと二人の家政婦を雇って、家事を代行させていたのです。家政婦の一人には自分の母親(御年95歳)の介護も任せていました。年老いた両親をすぐに老人ホームに入れてしまうという米国では珍しく、Graceはちゃんと母親を自宅で介護していたのです(自分ではなく家政婦任せですが)。ちゃんと親孝行をしているのです。

私は「Graceは貴族みたいな生活を送っているよな」と思いました。一方、日本にいる私の両親は未だに自分で全ての家事をしていて、申し訳ないですがGraceに比べるとあまり文化的な活動をしているとは言えません。これは金銭的な余裕からくる問題だと思います。彼女はおまけにFloridaに別荘を持っていて、それだけに飽き足らず海外旅行も年に数回してましたし。金持ち母さんはつくづく良い生活を送っているなと思いました。今も思っています。あと最後に娘さん3人も高学歴だし。この学費も十分賄っているんだからなんだかもうため息が出るばかり。

次に別の金持ち父さんを紹介します。彼の名前はMickey、私がInternをしていた法律事務所のボランティアをしていた40歳代の黒人男性です。私は最初Mickeyは有給で働いていると思っていたのですが、その後実は無給で働いているということを知ってとても驚きました。その時は奥さん(地元の高校の英語教師)の収入に依存している人なのかなと思いましたが、実は全く違いました。彼は中南米諸国に大きなホテルを一軒持っていたのです。そのホテルから定期的な収入があったためあくせく働く必要がなかったのです。ちなみに私はその定期収入で購入したBMWに私は載せてもらったことがあります。

Mickeyの場合はGraceの時のように親から資産を受け継いだ訳ではありません。自分で苦労してホテルを購入したのです。Mickeyは20歳~40歳にかけて厳しい小売の仕事をして、少しずつお金を貯めて、商売の規模を大きくしていきました。また、低収入だった時代から銀行との友好的な関係を持てるように苦労した話しを聞かせてもらいました。そしてある時、銀行から資金を借り入れてホテルを建設したとのことです。その結果、現在彼はもう働く必要がなくなりました。40歳代で引退できるまでになったのです。はじめて私が彼からこの話しを聞いて、件のホテルのWebsiteを見たときは口をあんぐり。MickeyはPC関連の技能はほとんど全くないにも関わらず、このWebsiteも他の人に依頼して制作してもらいました。そのWebsiteを使って上手く集客していました。Mickeyの生き方は日本人の生き方と大違いです。日本人の場合だと借金して、転売することも出来ない持ち家を苦労して購入する。そして一生銀行に借金を返し続けなければならない、一生働き続けなければならないという生活ですから。

さてまとめです。GraceとMickeyの生き方を見て思ったのが「二人ともちゃんと頭を使って生きている」ということです。私が知っている多くの日本人は自分の資産を上手く活用しようなんて考えたこともないような人達が大半ですから。「真面目に働く」というのは結構だと思います。でもそれって「頭を使っている」とは必ずしも言えませんよね。思考停止してただ目の前に与えられた仕事をこなしているだけかもしれません。

日本人はなぜか「不労所得は汚いもの」だと思っている価値観がありますが、それは何故でしょうか。不労所得を得るためには頭を必死に使わなければいけません。不労所得で得るお金は決して汚いお金ではありません。私は日本人のこの不労所得を軽視する価値観は「自分の頭を使うことを否定している愚かしい価値観」だと今は思っています。GraceやMickeyは不労所得を得ることによって、家族がより良い生活を送れるようにしました。またそれだけに飽き足らず社会にも積極的に貢献しています。私にとっては会社での仕事以外にロクな感心を持たない日本のサラリーマン達よりも、彼らの生き方の方がよほど素晴らしい生き方に思えます。この記事を読んでいるみなさんはどのように感じましたか。

以上、私が米国で出会った金持ち父さん・金持ち母さんの紹介でした。感想Commentをいただけると嬉しいです。

【書評/Review】Strength Finder 2.0 / written by TOM RATH

  • 書籍(洋書) Strengths Finder 2.0
  • 評価 ★★★★☆ Strength Finderの最新版に興味があり、かつTOEIC試験で600点以上の人にお勧め

Strengths Finder 2.0の試験を本日受けました。本書はまだ日本語版が翻訳されていません。英語で書かれていますがそんなに難しい本ではありません。ですのでTOEIC 600点もあれば普通に読んでWeb試験を受けることが出来ると思います。そしてまたStrength Finder 2.0のWeb試験を受験する際の手続きは全て英語で書かれています。しかし、Web試験自体は日本語に翻訳されているので日本人受験者でも特に問題はありません。

Strength Finder 2.0は以前のものと比べてより正確に結果が出るようになったと書籍で述べられていました。また私はStrength Finderを1年以上前に受験して、その時期はまだ米国留学をしていませんでした。ですので留学によって何か変わったのか、いまStrength Finderを再度受けたら変化があるのか気になっていたため“Strength Finder 2.0”を購入しました。あとは本書は英語で書かれているので、将来自分の強みを英語で説明するのにも役立つだろうと思ったのも購入の動機の一つです。以下、今回と前回のWeb試験の結果を記します。

  • かかわり合う才能:共感性、個別化、コミュニケーション、親密性、責任感、調和性、包含、指令性 コミュニケーション
  • 影響を与える才能:競争性、最上志向、社交性、指令性、成長促進、ポジティブ
  • 努力する才能:回復志向、活発性、規律性、自我、自己確信、信念、達成欲、適応性、目的志向
  • 考える才能:アレンジ、運命志向、学習欲、原点思考、公平性、収集心、慎重さ、戦略性着想、内省、分析思考、未来志向

さて前回と今回双方に現れた強みを赤の太字で、そして今回はじめて現れた強みを赤字で表示します。また、前回のみに現れた強みは青字で表示します。今回戦略性学習欲が新たに加わり、未来志向自己確信がなくなりました。書籍の中では1.0と2.0の違いについて次のように述べられていました。「前回の試験の結果では現れず、今回の試験の結果出たものは前回の試験時にTop 10に入っていた可能性が高い。だから今回現れたのも必然だろう。」とのことです。確かに強みの傾向を見てみると、今回の結果も妥当なものだと思っています。

そして今回Strength Finderを2回受験したことで前回気付かなったことに色々と気付くことが出来ました。Strength Finderの結果を操作するのは割と簡単そうです。やろうと思えば自分の出したい結果を出せます。この回答を選べばたぶんこの結果が出るだろうと書籍を読んだ人間なら推測できると思います。1回2000円もかかる試験ですから私はしませんでしたが、なんらかの意図を持った人間がしたら簡単に操作できます。

また、結果に表示されないものでも自分にあてはまるだろうものが多いことに気付きました。「原点思考」「分析思考」「内省」は読んでいて自分にけっこう当てはまっていると思いました。特に「原点思考」の代わりに「戦略性」「未来志向」や結果に出たのは「自分が歴史小説や考古学よりもSF小説が好きだから」じゃないのかと思っています。割とそんな観点から質問に回答していましたし。ちなみに私はSFも好きですが、歴史小説や考古学関連の書籍も大好きです。だからこれらの結果を分析しながら「バーナム効果」って言葉を思わず連想してしまいました。

>参考Website バーナム効果

Strength Finderも絶対的な結果ではなく、あくまで自分の強みを知るための一助として活用するのが良いと思います。2回のWeb試験を通じてそう思うようになりました。この記事はややStrength Finderに否定的な感じの内容ですが、それでも私はStrength Finderの有用性を今も信じています。卒業した学校や専攻した学問で自動的に配属を決めてしまうのではなく、本人の強み(適性)に応じた人事を行う方が、はるかに企業に有益な結果をもたらすと思います。以上、Strength Finder 2.0を実施して思ったことでした。

  • 追記 今回の結果【戦略性、学習欲、着想、最上志向、目的志向】を見ると「大村益次郎か!」と思いました。