月別アーカイブ: 4月 2010

SONYとApple ; WalkmanとiPod

私はSONYのWalkmanをここ数年愛用していました。昨年冬にiPod touchを購入するまでずっと愛用していました。そしてそんなWalkmanですが、New Yorkに滞在中に他の人が使っているのは一度しか見たことが無かったです。調べてみた所、北米市場ではiPodの存在が圧倒的で、SONYのWalkmanの存在感はほとんど全くないということが分かりました。以下、2007年の市場占有率です。Link先Pageの下部に市場占有率があります。

  1. Apple 72.7%
  2. Sandisk 8.9%
  3. Microsoft 3.2%
  4. Creative Labs 2.9%
  5. Samsung 2.0%
  6. Others 10.3%

WalkmanはこのOthersの所に含まれています。この占有率を見て、全く見なかった訳が分かりました。Walkmanの音質はiPodよりもずっと良いにも関わらず、これだけ差をつけられている現状を見ると、売り方が悪いのかと思ってしまいます。特にWalkmanに最初から付属しているNoise Canceling機能は特筆すべきものだと思います。商品力はあるのにもったいないなと思います。

この記事後半では、Sony製品が多数展示されている、そして同時に最新科学を使って遊べる施設であるSony Plaza について紹介します。New YorkのSony PlazaはCentral Park近くにあります。無料で各種展示を楽しめるのでお勧めの場所です。私はシンガポール人のKennyとそこに行って楽しんできました。

ただ、Sony製品の販売所についてはApple Storeよりも活気が無かったです。これも最初に紹介した市場占有率がそのまま比例しているように思えました。

以下、当日に撮影したSony Plazaの写真です。

クロイスターズ美術館 The Cloisters

この記事ではManhattanの北端にあるクロイスターズ美術館The CloistersにCanada人のKayと行った時の話しを記します。

The Cloistersはメトロポリタン美術館The Metropolitan Museum of Artの分館です。外観は中世の修道院なので、とても趣きがあります。場所もManhattanの北端、190th St.辺りにあるので静かです。Manhattanとは思えないくらいに閑静で自然豊かな場所でした。

The Cloisters最寄り駅の190th St.まではBrooklynからだと2時間くらいかかりました。当日は週末だったので、A trainの時刻が乱れまくって、結局40分も遅刻してしまいました。待ち合わせ場所はUnion SquareかTimes Squareにしておけば良かったと思いました。Manhattanと行っても中心街からは離れているので、計画はしっかりと立ててください。

The Cloistersは中世の修道院という外観なので、Video Gameが好きな人には嬉しいと思います。特にドラゴンクエストDragon Quest、ファイナルファンタジーFinal FantasyとかSagaシリーズが好きな人にお勧めです。あと、クロイスターズ美術館の展示品は中世の宗教に関わるものが多かったので、私もKayもさっぱり分かりませんでした。「分からないねー」とばかり言っていました。そしてそこで館内ツアーtourがあることを知り参加しました。

ただし、Tourの前にThe Cloistersの名物である「一角獣狩りのタペストリー」の前で一角獣(ユニコーン)ってなんだろういうKayに「一角獣ってこういうものだよ」と私は一角獣についての知識があったので説明する事ができました。一角獣(ユニコーン)がどういうものか私と同年代、もっと言うとVideo Gameで遊んだことがある人なら説明できるのではないでしょうか。ちなみに私はFinal Fantasy女神転生で一角獣の知識を得ました。そして私が説明した通りの事を、クロイスターズ美術館のスタッフが説明したので、Kayはとても感心していました。Video GameやFantasy小説も役に立つ事があるのだなとその時に思いました。Kayに褒められた時には思わず、そんな自分に苦笑しました。

The Cloisterssは中世の雰囲気を味わうにはとても良い場所なので、New Yorkに訪れる事があったら是非訪れてみて下さい。The Metropolitan Museum of Arとは一風変わった体験が出来ます。

New York Cityの同性愛者達

今年の2月にカナダ人CanadianのKayとCentral ParkにWOLLMAN RINKでスケートskateに行きました。まずはその際に見かけた不思議な恋人たちについて紹介します。

当日Central ParkにWOLLMAN RINKには金曜の夜8時頃に訪れました。この場所・この時間帯には私以外の観光客はほとんどおらず、地元の人々ばっかりだったと思います。そして金曜夜のice skateということで恋人達が多かったです。そんな中に少し周りと違う人達が1組いました。最初は親子連れかなと思っていましたが、親子にしてはやけにkissの時間が長いなとKayと二人で「あれはなんだろうね」と話しあっていたところ、双方の人の胸が脹らんでいることに気付きました。そうです、彼女たちは同性愛者lesbianだったのです。そのlesbianの恋人たちは仲良さそうにice skateをしていました。意外な組み合わせに驚き、Kayと二人で思わずじっと見ていました。そしてまたskate rinkを見渡してみると、他にも意外な組み合わせの人達が2組いました。男性同士で手をつなぎながらskateをしているカップルcoupleが2組いたのです。こちらは男性の同性愛者、Gayですね。日本と比べるとNew Yorkは同性愛者に寛容だったなと思いました。私はそれまでここまでイチャイチャしている同性愛カップルを見たことがなかったので、驚きのスケートリンクでした。

ここでNYCで有名な女性政治家を紹介します。彼女の名前はChristine Quinn。人口800万人という東京都並に大きなNYCでNY市長の次に有力な政治家と言われています。NYCではヒラリー・クリントンHillary Clintonが最も影響力ある女性で、Christine Quinnは3番目に影響力ある女性と言われています。そんな有名人の彼女は同性愛者lesbianであることを公言しています。NYCで市長の次に影響のある政治家、Christine Quinnが同性愛者であることを公言しているなんて凄いと思いました。Christineのように日本で同性愛者であることを公にしている政治家はいるのでしょうか。もし知っている方がいらしたらCommentください。

もう一つ紹介するのはNYCのプライド・パレードPride Parade、いわゆるGay Paradeです。Link先にたくさんの写真があります。

そしてまた、New York州はまだ認めていませんが、すでに同性愛を認めている州もあります。同性愛、同性愛結婚は宗教に関わるので、米国でも議論は別れています。でも、そもそも公の場で議論にも上がることのない日本と比べると、なんというか米国は凄い国だなと思います。また私が話した範囲だと、Host Familyのお父さんMichaelとか、同性愛なんて聞くのも嫌だという顔をしていました。あと私の周りのAsia系の人達も同じような反応。でも、米国人の若い世代の場合だと「まあ人それぞれだから良いんじゃないの」という反応も多かったです。

以上、驚きのCentral Parkのice skate体験とNew York Cityの同性愛事情でした。

追記

もう一つ驚いたのが、自分のskate靴を持参したCanada人のKayがskateをほとんど全く出来なかったことです。「あれ?冬のオリンピックOlympicはVancouverじゃなかったっけ?」とか言って彼女をからかって遊んでいました。Canada人はみんなskateやskiが得意という訳ではないと気付いたCentral Parkのice skate体験でした。

日本の煙草は安すぎる?New York City煙草事情

煙草の値段が大幅に上がります。でも、440円でも私にはまだだいぶん安い価格だと思います。

私がこう思うのはNew York Cityの煙草の値段を知っているからです。NYCでは煙草の値段は一箱$10(約900円)です。またNYCではレストラン、バー、ホテルロビー、オフィスなど屋内は完全禁煙です。日本に比べるとずいぶんと厳しいと思います。もちろん何事にも例外があるように、少数ですが例外的に喫煙が認められている飲食店もあるようですが…。でも、基本的には完全禁煙です。

そういう訳で、帽子をかぶらないとまともに外に立っていられないくらいに寒くなるNYCの冬場でも、喫煙者は建物の入口で寒さに耐えながら煙草を吸っていました。そこまで辛い思いをしてまで煙草を吸わなくても良いのに、私はいつも思っていました。そしてまた留学する際のHost Family選びの時に喫煙・飲酒の習慣は聞かれるので、あなたがもし喫煙をする場合はなかなか滞在先が決まらない恐れがあります。喫煙者はNYCでは嫌われ者ですから。NYCでは屋内禁煙だから屋外で喫煙して、そしてそのままポイ捨てをする人がかなりいるためかなと思います。

でも、1箱$10という現在の日本の3倍近くの値段にも関わらず、喫煙者は吸い続けていました。私も喫煙者の友人が4人いました。彼らはいつも「煙草が高い」と文句を言いながらも吸い続けていました。これは喫煙者の業でしょうか。あとIntern先の法律事務所に来る、途上国からの移民達もよく煙草を吸っていました。低収入なんだから煙草を止めた方がお金が貯まるのにといつも思っていました。日本もNYCと比べるとまだまだ喫煙に関しては寛容です。それと同じように他の国々、とりわけ途上国は喫煙に対して寛容です。だから移民たちはたとえ低所得でも、自分たちの国で暮らしていた頃にすでに習慣となってしまった喫煙を続けるのでしょう。

NYCと比べると、喫煙と飲酒に関しては日本はとても寛容な国です。だから、これらの習慣がある人はNYCや日本以外の国々に行く際には気をつけてください。日本で許されていることも、他国では許されていない事があります。最悪の場合、かなりの高額の罰金を科されます。

私は日本に帰ってきてから東京駅構内にある喫煙室に驚きました。そうか日本では建物の中で煙草を吸っても良いのかと思い出して驚きました。あと喫煙者と共に食事をする際に、店側が灰皿を持ってくる事に驚きました。日本に帰ってから久しぶりに、煙草の煙を浴びながら食事をしました。私は飲酒も喫煙も全くしません。でもこれら習慣がある人は色々と大変なんだなと思ったNYC体験でした。

最後に、私は喫煙者の友人も何人もいるので、煙草を吸いたいのなら吸っても良いと思っています。煙草は個人の嗜好品ですし。でも、受動喫煙には配慮してほしいです。あと歩きタバコとポイ捨てはやめて下さい。また、従業員の健康を考えれば、飲食店でも全面禁煙するべきだと思います。従業員の健康よりもお金が大事という企業(飲食店)は非難されてもおかしくないです。アスベストの時みたいに、将来集団訴訟を起こされる恐れもあります。

以下、Twitter上でいただいたReplyから興味深いものを紹介します。

  • シンガポールがキツいんですよね。 タバコを無申告で持ち込むと罰金70万円か禁固6ヶ月とか
  • カナダもそうでしたね。みんな外で煙草吸うんで綺麗なバンクーバーの町が煙草のポイ捨てだらけで台無しでした。そして、友達はカナダで葉っぱと紙買ってきて巻煙草をせっせと作ってましたw
  • かなり昔ですが、Londonの地下鉄には喫煙車両がありました。その車両の床は物凄い吸い殻だらけでした。Kings Crossの大火災辺りでなくなったのかな?木製だった駅のエスカレータも今は金属性。そして、喫煙車両の床も格子状の板張りで、その隙間にびっしり吸い殻が詰まっていました(’84) 喫煙と火災の因果関係は記憶にないのですが。火災後の地下鉄車両内には火災になっても次の駅まで走りますという注意書きプレートが貼られています。あのtube構造は逃げ場無いですからね
  • いま非正規労働で嫌煙の私にとっては、会社が社会的に非難され、集団訴訟が起きて一掃されてくれた方がありがたいくらいですw (非飲食系サービス業で)お客のスペースは禁煙なのに、一部の従業員のために休憩室を喫煙可にしてるところもありますから・・
  • 煙草被害話にのっかります。屋内完全禁煙なんてまだぬるいと思います。コンビニ前やスーパーの入り口などに喫煙所があると避けられなくて苦しいです。「排煙設備がなく自分で煙をコントロールできない状況では喫煙厳禁」にしてほしい。

日系カナダ人のKay。カナダと日本、二つの国の間で生きる女性。

私のLanguage Exchange Partnerの一人、Kayは日系移民2世のカナダCanada人の父親と日本人の母親の間に生まれた女性です。そしてCanadaで生まれ育った彼女も日系2世になります。小柄で黒い髪で、見た目は日本人と同じです。Kayは大学教授を目指して勉強している20代後半の女性です。そのためNew Yorkにある大学で勉強や研究に励んでいます。大学教授を目指しているだけあって、Kayはとても教養ある女性です。

そしてまたKayは大学関係者に割と多いと言われている※Veganでした(※Vegan 極端な菜食主義者、肉・魚の他、 卵・チーズ・ミルクなどもとらない)。私はそれまでの人生でVeganには出会ったことが無かったので驚きでした。でも、私は「おかわり自由、爆盛りカツ丼!」といった男性しかいない店よりは、Soup Stock Tokyoのように女性が多い健康志向の店の方が好きなので、VeganのKayと一緒に食事をしても特に問題はありませんでした。

Kayは当初Language ExchangeでPartnerを探す際にナンパ目的の男性に当たらないようにかなり警戒をしていました。でも、私はナンパ目的ではなく真面目に勉強するためだったので、無事に打ち解ける事が出来ました。この件については以前に記事を書いたので参考にしてください。

ここから日系2世としてのKayの日本語能力について記します。私はKayの他にも中国系2世、韓国系2世といった人達に多く会いましたが、彼らの中国語・韓国語の水準がどの程度のものか判断することは出来ませんでした。でも、Kayの場合は日系移民なので、彼女の日本語能力がどの程度のものかはっきりと分かりました。

Kayは家庭では日本語を使っているようです。でも、日本語は学校で正式には習ったことがないため日本語能力は、日本人からすると「あまり上手ではない。語彙もだいぶんと不足している」と思われる水準でした。また、日本語を学ぶ日本文化大好きな外国人達と比べると、Kayは日本の文化にあまり興味がありませんでした。だから積極的に日本語を学ぶ機会は無かったとも言っていました。以前に紹介した日本のテレビドラマが大好きなシンガポールSingapore人、Kennyの場合は暇な時間があれば日本のTV番組を観て、色々な表現を学び続けています。Kayはこういった事をしていないのでしょうね。

Kay自身もこれではいけないと思っていたらしく、両親の祖国である日本を理解するために、数年前に東京で2年間弱、英語の教師をして暮らしていました。ただ、その割には4ヶ月しか日本にいなかったKennyよりも日本語はだいぶん劣っています。この差が生まれたのは次の2点だと思います。

  1. 日本文化への関心の強さ。
  2. 日本語の教育を学校で受けたかどうか。

1についてはすでに述べたように、Kennyと比べるとKayはそれほど日本文化に関心がありませんでした。そして2についてはというと、Singapore人のKennyは米国の大学で3年間も日本語を学び続けました。一方、Kayは日本語は学校では習ったことがないと言っていました。私はこの「学校教育の有無」が「日本文化への関心の強さ」と同じように大きな差に繋がったのではないか思います。

そして、Kay自身もまだまだ自分の日本語能力は不十分だと感じ続けているようで、私がNew Yorkを離れた後も日本語学習は続けているようです。この話は後日談がありますので別の記事で紹介します。

日本語能力は微妙でしたが、Kayは教養ある女性なので一緒にいて色々な話しをしていて楽しかったです。研究で忙しくちゃんとしたLanguage Exchangeはほとんど出来ませんでした。でも、彼女の息抜きを兼ねて各地のMuseumに何度か一緒に行きました。教養ある人と話すのはやはり楽しいなと思えるKayとの交流でした。この時の体験についても別記事で紹介する予定です。

子供を海外で育てたら、そしてその子供たちが学校で日本語で教育を受けなかった場合にどのようになるのか、Kayと接していて色々と考えさせられました。山崎豊子の「二つの祖国」に出てくる日系移民達のように、Kayもカナダと日本の二つの国を祖国にして、そして英語と日本語という二つの言語の狭間に生きています。日系2世のKayと話していてIdentityとは何かということを以前よりも深く考えるようになりました。

Kayは少なくとも北米社会にはちゃんと適応しているので良いです。Kayについての記事を書いているうちに、何人かの日本語も英語も中途半端になってしまった帰国子女や移民2世達の事を思い出しました。彼ら・彼女達のように自分のIdentityが曖昧な状態というのはとても危うい感じがします。そしてまた、日本の経済力が弱まるに従って、それによって日本から出る日本人が増えていくにつれて、この問題で悩む人も増えていくと思います。

以下、TwitterでもらったReplyを一つ紹介します。

私の会社の社長さんのお嬢さんは、見かけが小さい頃は西洋人に近かったので、外見で注目を浴びる機会が多く、国際学校に行きましたがどうもなじめなかったようで、アメリカの中学に行きました。とにかく彼女は日本だとアットホームに感じなかったらしいのです。で、アメリカに行きましたが、競争的な社会に今度はなじめずにドロップアウトしてぐれてしまいました。そして日本の文化に対してネガティブなイメージを持ってしまった彼女は、日本語は今でも幼稚園どまりです。もったいないことですがそれを伸ばす意欲も余りないようです。彼女の場合は言語的にはアメリカンになりましたが文化的にはどっちもなじめないようです。

BlackBerry狂騒曲。米国で大人気のSmart Phone。

New Yorkで驚いたことの一つが本当にたくさんの人達がBlackBerryを使っていること。そして人々はBlackBerryでいつもMailを打ち続けていました。日本の携帯電話とBlackBerryは見た目が違うのですぐに分かります。オバマ大統領も非常に熱心にBlackBerryを使っていますね。

Host Family宅では、お父さんのMichaelと3姉妹の内の2人が常にBlackBerryを使っていました。特に末娘のAngelaはいつもずーっとBlackBerryを触っていました。一日Mailを何通書いているのだろうかといつも不思議でした。あと、彼女はFacebookの更新頻度がとても多いです。これもBlackBerryで更新していたようです。ここで話題に関連したNewsを2件紹介します。

そんな光景を長い間見続けたので、私もBlackBerryがほしくなってきました。そして「BlackBerryがほしい、BlackBerryがほしい」と考えている時に、友人のHenryから「BlackBerryなんて大嫌い」だという話しを聞きました。「会社からBlackBerryを渡されたら悪夢以外の何者でもない、常にMailが飛んできて私生活を侵害される。だからBlackBerryなんて大嫌いだ」とHenryは言っていました。楽しい最先端のGadgetもこんな風に持つのが苦痛になったら台無しだなと思いました。ちなみにHenryはiPhoneを自分用、BlackBerryを会社用にと二刀流で使っていました。こういう二刀流の使い方をしている人はNew Yorkではけっこう多かったです。

よく考えたら私自身も携帯電話のMailは決まった時間にしか確認しません。PCのMailerも自動受信は止めて「自分が返信出来る時しか開かない」ということをしている人間です。だからHarryが言ったように、すぐに対応することを期待されてBlackBerryを渡されたら苦痛になること間違いなしです。あと、これまでにすぐにその場で長文の文章を書かないといけない、1時間・2時間を争う緊急の要件になんて遭遇したことありません。少なくとも自分のLaptopの前に移動する時間くらいは確保出来るはずです。そう思ったら私にはBlackBerryは要らないかなと思うようになりました。

また、私はかなりTwitterを使い込んでいます。でも、打鍵しにくい携帯電話でTwitterを使いたいとは思っていません。だから全て自分のLaptopで文章を作成して投稿しています。あと、1日数十通もMailをやり取りするくらいなら時間を確保してSkypeで話した方が良いと思っています。

こんなことを書いていますが、もしdocomoが現在提供しているBlackBerryがSoftBankのiPhone並の月額利用料で使えるのならあっさり主張を翻して買ってしまうかもしれません。現在のdocomoの料金は高すぎるので本当になんとかしてほしいなと思います。会社から支給されている人しか使っていないのではないかと思えるような高額の月額利用料です。

そして最後に、「日本の携帯電話は米国ではどうなの?」というと全く見かけませんでした。惨敗です。韓国のSamsungやLGはあったのに。ガラパゴス携帯と言われる理由がよく分かりました。

日本における社会人の大学院通学について

先ほどの記事、働きながらMBA取得を目指すHenry。そしてそれだけに留まらないHenryについて記した際に、「日本における社会人の大学院通学」に関してTwitter上でもらったReplyをこの記事で紹介します。

まず、大学院の状況について。

  • 一般的といえるかはわかりませんが、社会人向けに、開講時間が夜間とか土日のみという大学院はありますよ。
  • 大学院ではないのですが、学部でしたら友人でいましたね。夜間主コースといって夜間に授業があるので、社会人の人でもいけました。
  • 大学院目指して現在予備校に通っている社会人です。周囲には私のような者はいなく、理解も少ないのが現状です。ただし、実は門戸がかなり開かれているのを社会人は気づいてないだけであると予備校講師は見ているようです。

次に働きながら取得することについて。

  • 働きながら大学院に行っていました。受け入れ側の態勢は整いつつありますが、まだ一般的、と言うまでは至っていないように思います。
  • 理系の場合で行けば、ほぼ不可能でしょうね。仕事を終わってからの時間だけで、カリキュラムをこなすのは、難しいと思います。日本の場合は社会人ドクターはほぼ100%企業が派遣して大学院に行かせていると思います。
  • 最近では、企業も大学も在職しながらの博士号取得に便宜を図っているようですが。
  • 私も働きながらMBA目指しましたが、体を壊しました。体力がかなりあるとか、何か特別に恵まれた条件がないと日本の勤め人にはなかなか難しいと身をもって経験しました。

最後に、大学院を終えたあとについて

  • 働きながら来ている人もいますよ。社会人大学院の整備が現在進んでますから、今後も増えてくことと思います。。でも修士号とってもほとんどの場合キャリアに繋がらないのと、労働時間が長いので通うのはなかなか大変という問題はあります。

いただいたReplyをまとめると「日本でも働きながら大学院に通うのは可能」みたいです。大学の側は色々と対応しているようです。一方、「会社の側が対応できていないためまだまだ一般的ではない」ようです。日本では社会人になってから大学に戻るというのはまだまだ課題が多そうです。

もしこの記事を読んだ方で「日本で社会人が大学に通うこと」について何かご存じの方がいらっしゃったらCommentをお願いします。

働きながらMBA取得を目指すHenry。そしてそれだけに留まらないHenry。

この記事では私のLanguage ExchangeのPartner、Henryについて紹介します。Henryはギリシア系米国人です。私のLanguage Exchange Partnerの中でただ一人、HenryはAsia系でないNative English Speakerでした。

Henryは現在会計関係の会社に勤めています。そして働きながらNew York University(通称 NYU)のMBA、経営学修士の獲得を目指しています。「働きながら大学にも通う」という選択は米国で何度か聞いたことがありました。でも、実際に現在進行形で働きながら大学に通う人と親しくなったのはHenryが初めてでした。

Henryは大学院には仕事が終わった後に通っていました。あとは週末に他の人とやらなければいけない課題があるといって、何人かで集まって勉学に励んでいました。私と会うときはこの集まりの前後の時間帯に、彼が通うNYU近くのUnion Square周辺で会うことが多かったです。

私が語学学校に通っていた頃にも午後5時に仕事が終わってから、走って大学院に行っている先生がいました。仕事の後に大学院に行くのが米国では一般的な選択肢なのかなと思いました。一方、日本の場合についてはというと、Twitter上で多数の意見をもらったので、次の記事「日本における社会人の大学院通学について」で紹介しています。

働きながら大学院に通っていたためHenryはいつも忙しそうでした。でもそんな忙しい彼ですが、なぜか私とLanguage Exchangeをしていました。当面必要のない日本語を学ぶなんて、ずいぶん勉強熱心だなとその時は思いました。Henryは日本に過去数カ月滞在したことがあるため、基本的な日本語はすでに出来ます。ただし、中国系ではないので漢字にだいぶん苦労しています。「日本にいたときは漢字がまったく分からなくて大変だった」と言っていました。私達は少なくともアルファベットは読めます。でも、一般的な米国人は漢字が読めません。だから私達が米国に暮らす場合よりも、米国人が日本で暮らす方がずっと大変だと思います。New Yorkで色々と苦労をした私にはHenryがどんな苦労をしたのか、今は手に取るように想像できます。

Henryと私とは同じ経営学が専攻であるため、話しがとても合いました。彼が勉強している企業研究などをいくつかみせてもらいました。また、彼がMBAのために書いた提出書類を読ませてももらいました。あとBusiness Planを思い付くと私に色々と話してくれました。私が帰国してからも、ときどき「このBusiness Planはどうかな?」という問い合わせがあって、彼とはSkypeで話したりしています。Facebookの投稿も仕事かMBAに関連したBusinessネタが多いです。私も興味がある話題が多いので、彼の投稿にときどき意見を書いたりしています。

Henryは日本語を学んでいるだけあってかなりの日本びいきです。「日本語ができればFinal Fantasy 13を先に遊べるのに」と言っていました(※ 米国版 FF13は日本よりも遅く発売されました)。そしてFF13が発売したら「風邪を引いたことにして、会社休んで遊びたい」とかblogに書いていました。駄目なアメリカ人です。考えていることがまるで私と同じです。こういう風に日本人と同じように考えていることを知ると、「ああ米国人も同じ人間なんだよな」と思えます。

他にもblogでは自分が作っているガンプラ(ガンダムのプラモデル)の製作過程を公開していました。ガンダム大人気です。ガンダムに関連してもう一つ、Henryは日本にいた時期がちょうどお台場ガンダムの展示時期だったので、等身大ガンダムの参拝に行ったそうです。等身大ガンダムと一緒に嬉しそうに映っているHenryの写真を見ました。お台場ガンダムが展示されている時期に日本に来た外国人達、日本のサブカル文化が好きな外国人達は、みんなお台場ガンダムの参拝に行っているような気がします。聖地巡礼みたいなもんですかね。

仕事、大学院、日本語学習、日本のサブカルチャー満喫と忙しいHenryですが、他にも副業で服の販売Websiteを立ち上げていました。それを聞いたときは「Henry、どれだけ手を広げているの!」と思いました。なんでもNew Yorkに留学していた服のデザイナーの日本人女性と出会い、意気投合して「服の販売」を始めることにしたとのことです。日本人女性(すでに帰国しています)が服をデザインして、HenryがWebsiteを作ってそれをNet通販するそうです。「Websiteの仕組みを作るのに手間がかかるけど、一度Websiteを立ち上げたらあとはほとんど手間がかからない。だから大丈夫。」とHenryは言っていました。

あと最後にもう一つあります。そうです、まだHenryがやっている事があるんですよ。実は、Henryは仕事先に満足していなくて、転職活動もしていました。当時転職を考えていた会社は残念ながら交渉がまとまらずに(「提示された給料が安いから蹴った」と言っていまいました)、その時の転職の話はなくなりました。この時にHenryからLinkedInという面白いSNS Serviceについて教えてもらいました。

LinkedInでは利用者はResume履歴書を公開します。そしてその情報を元にLinkedInの中で求人や商談を行ったり、専門家と繋がることが出来ます。いわば仕事に特化したSNSです。転職が当たり前の米国ではとても人気があります。LinkedInには今年の4月時点で6500万人が登録しています。世界200カ国以上で使われており、英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語で利用できます。日本でも近い将来普及しそうなServiceです。

その時、一度転職の話はお流れになりました。でもまだ転職は考えているようです。そして次の職場はなんと「日本」で働くことを考えていると言っていました。MBAは今年の12月で取れるから、出来たら来年から日本で働きたいと言っていました。「Henry、そんなに日本が好きだったのか」とこれを聞いたときはかなり驚きました。来年ひょっとしたら、Henryは東京か大阪で働いているかもしれません。

仕事ばかりしていて自分の会社の事しか知らない日本人と違って、「会社・大学院・日本語学習・日本語サブカルチャー・起業・転職」と色々な事を関心・興味があり、実際に行動に移す魅力的なHenryの紹介を以上で終ります。日本人でもHenryみたいにこれくらい色々と手を広げている人はどれくらいにいるのかなと考えさせられました。米国だから許されることなのか、それとも日本でもHenryのような生き方は許されるのでしょうか。

シンガポールの英語、シングリッシュ。国の数だけ「正しい英語」がある。

この記事では「シンガポールSingaporeの英語、シングリッシュSinglish」について紹介するTweetをします。

Singapore人のKennyがNew YorkでLanguage ExchangeのPartner募集をした際に、「Singapore人は日本人からはNative English Speakerだと見なされていないのか人気がない」と嘆いていました。そんなKennyのためにSingaporeの言語について書きます。

Singaporeの公用語は4つ、英語、マレー語、標準中国語(華語、北京語を基礎とする)、タミル語(インド系に母語とする者が多い)です。そして、Singapore独特の英語の発音、マレー語、中国語などとまざってできた独特の英語表現などを総称してSinglish(Singapore Englishの略)と呼ばれます。また、Singapore人達は日本人が言うところの「英語ペラペラ」 です。しかし発音が独特でなうえに超早口なため、英語を母国語とする欧米人も、慣れるまでは聞き取りに苦労するといいます。以下、Singlishに関連したWebsiteを紹介します。

残念ながらKennyに「Singlishを話して」とお願いしたことがなかったので、私は彼のSinglishを聞いたことがありません。ちなみに、Kennyは米国の大学を卒業したため、もう英語は完全に米国英語です。ただ、同郷のSingapore人と話すときにはSinglishで話すこともあるそうです。

ここでSinglishから一端離れます。Singaporeはイギリス英語です。それはかつて英国の植民地だったためです。私はSingaporeのNewsを最近何度か聞いたのですが、発音が米国の英語と違う点がけっこうあるのだなと思いました。そしてまた、lang-8で何度かSingapore人に添削してもらったことがあるのですが、ときどきみたことのない英単語に出会って驚きます。私が驚いたのは”amongst”です。among≒amongstです。各国それぞれに色々な英語があるのだなとその時に思いました。ちなみに”amongst”を米国人に見せたときにはなんともいえない顔をされました。彼らが何を思ったかはお察し下さい。

ここで仮定の話をしますが、もし日本が公用語として英語を採用した場合、Singlishシングリッシュと同様にJapanishジャパニッシュという言葉が生まれるかもしれません。日本の場合だとカタカナ発音と米国英語の混じった英語になるような気がします。でも、カタカナ英語だとSinglishの場合と違って、Native English Speakerには通じないです。だから日本人の英語の場合は、発音を理解される水準まで矯正する事が必要です。カタカナ和製英語の弊害については以前に書いた記事を参照下さい。

日本人がよく考える、米国と英国だけが英語を話す国ではありません。そしてこれらの国だけが「正しい英語」を話している訳ではありません。国の数だけ「正しい英語」があります。Singapore人の一風変わった英語、Singlishと接するとこの事に気付くと思います。Singlishについて知ると色々な事に気付けて面白いです。以上で「Singaporeの英語、Singlish」についての紹介を終ります。

追記

それにしてもKennyからSinglishでかの有名なOK-lahOkay)を聞かなかったのが悔やまれる。語尾に-lah(中国語の「了」)が付くのがSinglishの特徴の一つです。あと、Singlishだけじゃなく、中国語なまりの英語でChinglishという言葉もあるそうです。

シンガポール婚活事情。晩婚化と少子化と闘うシンガポール。

一般的に高学歴になればなるほど、結婚は遅くなる傾向があります。これはみなさん身の回りをみても明らかではないでしょうか。仮に大学院まで行った場合は24歳で社会に出ます。そして、学生結婚をする人はそれほど多くないです。だから大学院卒の方が、高卒で18歳で社会に出る場合と比べて結婚が遅くなるのは明らかです。

シンガポールSingaporeは日本以上に学歴社会です。それゆえに結婚の晩婚化と少子化が進み社会問題となっています。そんな晩婚化と少子化に悩むシンガポール政府は国をあげてこれらの問題に取り組むことを決めました。

私の友人のSingapore人、Kennyは25歳ですが、Singapore政府が推奨する少子化対策の「合コンEvent」への案内が時々来るそうです。結婚適齢期の男女に出会いの場を提供する「合コンEvent」をSingapore政府が主催しているのです。国を上げて晩婚化と少子化と戦うSingaporeです。そして合コンに代表されるSingapore政府の支援によって、すでに4万人以上が結婚したそうです。(※注意 昔は政府主催で合コンEventをしていたようですが、現在は政府は直接は関わらずに、民間企業に補助金を出して委託しているです。)

ここで補足説明をすると、男女の出会いの機会だけを増やしても、その後の結婚生活、また子育てが困難な状況であれば状況は改善されません。だからSingapore政府は、各種さまざまな子育て支援をしているようです。以下、これまでの記述についての参考記事です。

日本も少子化、晩婚化は社会問題となっています。もし低い出生率(08年 1.37人)をなんとかしたいのであればシンガポール政府の取り組みが参考になると思います。

日本の場合はまずは長時間労働をなんとかすることですね。それをしないと少子化と晩婚化、また未婚化も進み続ける一方です。

【引用】菅直人財務相も「平日にデートができる役所に」と指示し、超過勤務の解消に取り組む姿勢を打ち出している。

平日にデート出来なければ男女の仲の進展がとても遅くなり、晩婚化と未婚化が進行するばかりです。

【引用】僕は残業問題が経営問題をはるかに超えた社会問題だと思います。オーストラリアの会社が実施した「the global sex survey 2005」によれば、日本の年間セックス回数は平均45回で、調査対象国の中でも最低です。この調査によれば、世界各国の平均回数は103でした。日本が低い理由は、明白です。残業して深夜に帰れば、セックスする気力も時間もないはずです。

国をあげて晩婚化と少子化に立ち向かうSingaporeは面白い国だなと思いました。そして、Singaporeの取り組みは日本にとっても参考になるものです。