日別アーカイブ: 2010年2月28日

【英文読解】【補足】英語の勉強が辛くなったときにはこの記事を読んでください。

英語上達完全マップの記事を読んで「こんな勉強をするのは無理だ」と思った人のために私がNew Yorkで経験した出来事を記します。これを読んでやる気を高めてください。

昨年の暮に縁があって日系企業のChristmas Partyに出席しました。名前は明かしませんが、誰もが知っている有名企業です。高級Hotelから見るManhattanの夜景は豪華絢爛で美しかったです。そのPartyは日本人とそれ以外の従業員がだいたい3対7くらいの割合で出席していたと思います。参加した日本人は大きく二つの集団に分ける事が出来ました。すなわち、現地の人々との交流を英語で楽しんでいる人達日本人同士で群れて日本語で会話している人達。現地の人達と交流している日本人の人達は当たり前の話しだけど英語が達者。ちゃんと意思疎通をしていました。そういう人達は残念ながらとても少なかったです。有名企業の現地駐在員だからもっと英語が出来る人が多いかと想像していたのですが、そうでもありませんでした。一緒に行ったHost Familyのお父さんに実際の職場での交流具合を聞いてみると「日本人は普段は日本人同士で日本語で話しをしていて、必要な時だけ米国人と英語で話しをする」という職場での状況を教えてもらいました。「日本から出て海外に行けば英語が話せる」という幻想は一刻も早く捨てた方が良いと思います。New Yorkで色々な日本人を見ましたが、そんな事は絶対にありませんでした。一流企業に勤めており、海外勤務に選ばれる優秀な社員であっても十分な英語力を身に付けていないことがあると私はこのPartyで実感しました。

もう一つの例は私の研修先の職場にある日本人の男性が来たときのお話。職場で彼は物怖じもせずに積極的に英語を話していました。しかし、文法と発音はひどいもので「カタカナBroken Japanese English」だよなと私はその人の英語を聞いて思いました。案の定少し難しい話題になると意思疎通が危うい感じになって、職場の同僚からは横目で「彼はいったい何を言いたいんだ」というような目線が送られてきたので、要所要所で私が補足していました。面談が終わった後に私はその日本人の男性と話しました。彼は「自分は他の日本人と違って積極的に現地人と話すようにしている。自分は米国に来る前は英語が出来なかったが、今では現地の人達ともちゃんと意思疎通が出来る。」という事を誇らしげに語っていました。あとでその男性と話した職場の同僚と話してみると「彼の英語は何を言っているのか良く分からなかった。あなたが通訳にいて良かった」と言われました。その時点では自分の英語も大したものじゃなかったですが、少なくとも「基本的な文法を踏まえており」「理解される水準の発音」だったからそう言われたのだと思います。

ここで本題に戻りますが、仮にあなたが米国に長期間滞在した場合(留学など)、どのように過ごしたいかということです。せっかく海外に行ったのに、日本人同士か英会話学校の生徒同士でしか交流出来ない、現地の人達とは交流出来ない生活。また、仮に交流したとしても必要最低限のやり取りしか出来ない生活。そういう生活は望む人は私のblog記事を読む人や英語上達完全マップを読む人にはいないと思います。

英語上達完全マップに書かれていることをちゃんと実践するのは大変です。しかしそれを実践すると日本にいながらにしてTOEIC800以上は必ず達成すると思います。英語上達完全マップに書かれていましたが、TOEIC800点以上の人なら海外経験が無くてもすぐに現地の人々と問題なく意思疎通が出来るとありました。現に私も訪米した時点でのTOEICの点数は800点を超えていました。そのため言葉で致命的に困ったという経験は実はしていません。自分の留学生活を振り返ると「訪米後一ヶ月後にはもう特に問題もなく普通に暮らしていたな」と思います。

ここでもう一人の日本人留学生を紹介します。彼はCanadaにおよそ300万円の費用をかけて、1年間語学留学で滞在していました。しかし、彼は英語の基礎が全く出来ていない状態で留学したため、結局1年間の留学の結果「TOEIC 600点未満」という英語力しか達成出来ませんでした。話しを聞くと、現地の人と交流出来ないから落ち込んで何もやる気がしなかった。Snowboardばかりしていたと言っていました。日本国内で身に付けられる英語の基礎能力を身につけることなく、海外留学をすると悲惨な事になるなと彼の話しを聞いて思いました。ここでいう英語の基礎力とは「英語上達完全マップに書かれている勉強法をちゃんと実践しているか」ということです。

何のためにこんなに英文読解の勉強をするのだろうと思うかもしれませんが、それは知的で面白い話しをするためです。”Hello”とか”Hi”しか言えない人は”Hello, Hi friends”(挨拶しかできない奴)ってみなされてまともに相手をしてもらえません。私は先のblog記事で紹介したように大学受験時に読み込んだ参考書のおかげで米国人と色々と面白い話しをすることが出来ました。例えば私は下記のような経験をしました。

  • 民主党が昨年夏の選挙で圧勝した際にはWall Street Journalを買ってきて、それを元に「これについてどう思う」と友人の米国人に聞いてみました。彼は「日本はなんでこんなに総理大臣がころころ変わるんだ?総理大臣が変わるのになんで選挙をしないのだ?」と不思議がっていました。
  • 世界3大美術館の一つであるメトロポリタン美術館に訪れた際には、宗教と西洋美術について一緒に行ったCanada人の友人と話しました。また、彼女とNew York近代美術館に行った際には、理解できない美術品を見ながら「この作品のどこが芸術なのか」という芸術の定義について話しました。
  • 映画「ナイトミュージアム」の舞台であるアメリカ自然史博物館に行った際には、ひたすら恐竜と宇宙について、あと日本人はなんで鯨を食べるのかという話しをSingapore人の友人と話して合いました。
他にもたくさんの思い出がありますが、ここらへんで止めます。もし子供が「なんで勉強しなきゃいけないの?」と尋ねてきたら私はこう教えてあげたいです。「勉強すれば、勉強していない人達よりもずっと面白いことが出来るし、楽しい人達と知り合う事が出来るからだよ」と。もし英語上達完全マップに書かれている勉強が辛くなったら、この記事で私が紹介した話を思い出してほしいです。勉強は大変だとは思います。しかし、ここで英語の基礎能力をつければ、後でとても楽しい経験が出来ます。

【書評/Review】「ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術/著 佐々木 俊尚」

ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)

  • 評価 ★★★★☆。下記書評で本書に関心を持った方は購入することをお勧めします。

現在Internet上で利用できる様々なSocial Mediaを活用して、自分の価値を周りに認知してもらいましょうというのが本書の主旨。Internetを活用することで、転職、恋愛、自身の業務の営業など効果的に行えるという考えを本書では説いており、またそのための様々な手段が紹介されています。「Internetという便利な道具があるのだから、それを積極的に使ってもっと人生をより良いものにしよう。」という考え方に賛同する人は本書を手にとることをお勧めします。

blogやTwitter利用から始まり、SBIビジネス、タンブラーやBrowser(Firefoxなど)のSocial Mediaの基本的な使い方や実際の活用方法が本書で紹介されています。★を一つ減らしたのは私にとっては目新しいものではなかったという理由です。しかし、これらのServiceについてあまり馴染みのない方には良い本だと思います。

また、佐々木俊尚さん自身がこれらSocial Serviceをとても活用しており、それによって現に仕事上で多くの恩恵を得ていることに感心しました。彼の新しい生き方を知ると、古い生き方しか知らない人達は目からたくさんの鱗が落ちると思います。私自身もInternet上に溢れるSocial Serviceを利用する事でいくらかの恩恵を得てきたので、彼の主張は容易に理解できるものでした。そしてもっと上手くSocial Mediaを利用すれば、さらに大きな恩恵を受けられるのだなと考えるようになりました。

実際に私が知っている事例をここで2つ紹介しますと、日本よりも人材の流動化が進んでいる米国ではLinkedInというServiceに自分のResume(履歴書)を登録でき、そこに登録していたら人材獲得企業から転職の案内が来たという話しを米国の友人たちから何度か聞きました。また、Facebookでは自己紹介欄にNetworking(人脈を積極的に増やしたい!)という項目があり、自分がNetworkingに興味があることをWeb上で明らかに出来、それによって人脈を増やしている人達を見ました。 こういった事が日本でも近い将来当たり前の光景になるかもしれません。

2010年代が始まる今年の1月に出版されただけあって、10年代がどのような時代になるのか、ワクワクとした未来を想像させてくれる一冊です。お勧めの一冊。

【英文読解】おすすめ参考書

この記事では私が大学受験時に使用して、今でも実用的だと思っている参考書を紹介します。

文法を学ぶ

私は受験英語を勉強する際に一番目に使用した参考書。この参考書をちゃんと理解できるのなら、TOEIC900点を越えるまではこの参考書だけで十分です。私はTOEIC900点を越えるまではこの参考書でしか文法をちゃんと学ばなかったと思います。完全に理解できるまで読み込んで下さい。また、この参考書は英単語完全上達マップを実践した人も使用していました。Linkを再度掲載しておきます。なお、この参考書が難しすぎると思った方は中学英語からやり直すことをお勧めします。残念ながら私は中学英語の参考書で良いものは知らないので、英語上達完全マップにて自身に適した参考書を見つけて下さい。

英文読解 音読パッケージをする際にお勧めの参考書

  1. 速読英単語1 必修編
  2. 速読英熟語
  3. 速読速聴・英単語 Core1900〈ver.3〉

私はこれら参考書を暗唱出来るくらいまで読み込みました。この記事を書いていて気付いたのですが、10年以上前のものなのに今でもある程度覚えていたので自分でびっくりしています。1番と2番は受験勉強用なので、内容に興味が持てないということであれば、3番のみをやれば良いと思います。なお1番と3番は英単語完全上達マップでも紹介されている参考書です。

英文読解 技法編

Skimming(文章全体の内容を短時間で理解する)、Scanning(特定の情報を探し出す)、Reasoning(根拠に基づいた上で問題を解く)、これら英文読解の技術は私はこの参考書で学びました。Skimming、Scanning、Reasoningは非常に有効な技能で今でも重宝しています。この技能は英文読解だけでなく、普段日本語で文章を読む際にも使用できます。私は普通の人よりも本を読む速度がだいぶんと速いです。それはこの本で文章の読み方を学んだためだと思います。受験英語を学習した際に最も役に立った参考書だと思います。この参考書で学んだ技能のおかげで、私はTOEICでReading対策をほとんど全くしていないにも関わらず、早い段階からReading Partで400点越えを継続して出し続けていました。

この参考書の難点は「難しい」ことでしょうか。先程紹介した速読英単語1 必修編速読英熟語速読速聴・英単語 Core1900〈ver.3〉をちゃんとやり込んだ人はこの参考書をちゃんと理解出来ると思います。しかし、それ以外の人には私はお勧め出来ません。

以上です。英単語上達完全マップを実践する際にこの記事を参考にして下さい。