【書評/Review】「常識」の一歩外に。そして違いを認めることが出来る社会へ。

昨夜興味深い記事を発見したので紹介します。blog主のWillyさんは少々癖のある文章を書く人です。しかしながらそれを補って余りある面白い記事を書くので私はRSSに登録してWillyさんのblogを定期購読しています。

小町に投稿した文章に対する私の意見は「20代前半なんだし、面白そうな事情計画があるのならまずはやってみたら良いと思う。事情計画なんて最初はまともに出来ないだろうけど、そんなのは詳細を検討している内にどんどん具体的になっていくもの。そしてその計画が仮に上手くいかなくて会社が1年くらいで潰れても、事業からの撤退計画さえしっかりとしていれば次に繋げる事が出来る。だからどんどんとやれば良い。」です。

しかし記事を読んでいて思ったのはこういう意見は少数派のようです。また、これまでの常識に取らわれずに行動する人に対する日本社会の風当たりの強さを感じました。これは正直嫌んなるでしょうね。私も同じような経験を何度もしました。例としてみじかな話しでTwitterの話しをします。私はTwitterで数百人のFollowerしかいません。それでもときどき進歩的な(≒過激な)ことをTweetすると、すぐさま記事中にあるような説教・批判Replyが飛んできます。Twitter上でこれなんだから現実だともっとひどいだろうことは簡単に推測できます。

それが挽回可能な失敗でちゃんと次に繋げることが出来れば、失敗しても別に良いじゃないですか。「失敗を否定する社会」というのはそのまま「挑戦を否定する社会」を意味しています。新しいことへ挑戦すればその過程で必ず「失敗」します。私は「失敗したことない人」というのは「挑戦したことのない人」であると思います。そして失敗を否定する日本社会は未だに「穢れ」思想でもあるのか、失敗した人を忌避する傾向が残っているように思えます。そして、失敗が認められる社会になればそこに多様な選択肢が生まれます。起業家のみならず現在は落伍者であると思われた人達をも救済されます。二つここで例を紹介します。

例えば就職活動の新卒採用問題。もし私が経営者だったら積極的に失敗経験を持つ人を雇用したいです。より具体的に述べると、新卒採用をせずに「既卒限定」採用をしたい。そうすれば新卒時に就活が上手くいかなった埋れている優秀な人材を独占的に雇用できます。さらに募集の際には同業他社よりも給料は2割を多くします。そしてこの事を文章にまとめてマスコミ各社に送付してニュースに取り上げてもらうようにします。もしマスコミに取り上げて貰えば宣伝費用がかからないから、この2割増の給料分は簡単に相殺できます。別にこの手法は独創的なものじゃありません。かつて創業間もない頃のリクルートが、当時労働市場から見向きもされなかった女性・高卒を積極採用した発想を現代風に応用したものです。

もう一つの例では話題の婚活です。年長の男性はあえて35歳以上限定の女性を狙うのが効果的だと思います。以前にWeb記事で読んだことがありますが、日本の男性は35歳以上の魅力的な女性に見向きもしないから、35歳以上の魅力的な女性はすべて外国人に取られてしまっているという記事を読んだことがあります。35歳以上の女性が出産が難しいのなら養子を取るという選択をすれば良いのです。Gene(遺伝子)にこだわらずにMeme(情報遺伝子)を重視する、子供の教育を重視するように方針転換をすれば良いのです。このように考えれば選択肢を大幅に広げることが出来ます。「若く容姿端麗。しかし分別がなく学習意欲のない女性」よりは「多少容姿に恵まれていなくても、年長で分別がある賢明な女性」の方が魅力的だと思うようになれば良いのです。

それではこの記事のまとめです。「人と違うことはいけないこと」「周囲の人々の『常識』が大事」こういった事を考える土壌を改めないと日本はいつまでも経っても「失敗(=挑戦)を認めない社会」が続くことになります。そしてこれから新しい事に挑戦しようと思っている人への助言です。日本社会で新しいことに挑戦しようとすると周りにいる人のほとんど全員から「それはやめておけ」と言われます。おそらくそう言われると尻込みしたくなるとしたくなると思います。私もTwitterでたとえ10の褒め言葉をもらっても、1の批判をもらうと嫌な気分になって自分を否定されたような気がしたものです。しかし日本社会はそういう「他人と違った事すると否定してくる社会」だと割りきりましょう。そういう人達はあなたが成功した途端に手のひらを返す人達です。かつて野茂が大リーグに挑戦した時、マスコミはほとんど全て彼の挑戦を否定する論調でした。しかし、野茂が成功した途端に態度を一変させて彼を礼讃するようになりました。日本はそういう社会です。以上「起業したい若者に対する大人の本音」を読んだ際に考えたことです。

補足
Twitter場でいくつかReplyをもらったので下記補足します。私がいま望んでいる社会体制は以下のようなものです。

  1. なるべく多くの人達が新しいことに挑戦できる社会。そして挑戦して成功するために「並々ならぬ決意」や「とてつもなく努力」を必ずしもしなくて良い、つまり「おしん」のような昭和的価値観を求められない社会。「上司が嫌い」という理由で起業しても良いじゃないですか。
  2. 新しいことに挑戦して失敗してもそれが評価される社会。失敗(=挑戦すること)を忌避するのではなく、挑戦者を称える社会。
  3. 挑戦して成功した人を称える社会。成功した人をやっかんで引きずり降ろすだけの社会が皆さんの望んでいる社会でしょうか。

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