【書評/Review】ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)

日本人が仮に駐在員として、あるいは留学生として米国に訪れても本書に書かれている問題にはほとんど気づかないでしょう。本書はそんな知られざる米国社会の暗部を描いた一作です。私も昨年はNew York市に滞在していたが、本書に書かれているような問題を直視する機会はなかった。せいぜい街中に溢れる多くのホームレスの人達に気付くくらいでした。本書の中で述べられている教育loan、医療保険、刑務所の問題については何度か聞いたり、記事を読んだりすることはあったが、ここまで深くは理解していませんでした。特に医療保険に関しては国民皆保険がNewsにも満足に取り上げられていなかった事に特に驚きました。

前作同様に本作でも非常に重い内容が書かれています。そして、これら問題をすぐに解決出来る銀の弾丸はどこにもありません。しかし、本作は主旨が主旨だけあってこれでもかと暗い面を描いているがこれだけが米国社会ではない。日本よりもはるかに重苦しい問題を抱えているにも関わらずに、なぜ米国民は日本人よりも活気があるのかなど別の視点で見ることも必要です。この別の視点に付いては当blogにて現在執筆中の英語学習法が終了した後に執筆予定です。

日本社会の行く末がそのまま今の米国社会のようにはならないでしょうが、彼らが抱えている問題は理解しておいた方が良いです。特に「行き過ぎた民営化が米国社会に何をもたらしているのか」については理解しておくべきです。そうすれば今後日本が同様の問題に直面した際に考える一助になると思います。私としては日本と米国、共に良い点と悪い点があると思っているので、良い点を上手くかけ合わせた社会がこれからの日本社会が目指すべき姿だと思っています。

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