とある米国人夫婦、MichaelとGraceの夫婦のあり方

この記事ではとある米国人夫婦、MichaelとGraceの夫婦のあり方について紹介します。MichaelとGraceの夫婦関係を見ていて驚いたのは、常に相手に対する愛情を口に出して、何かある度に抱きしめてKissしていること。常に相手に愛情を示しているということです。ちなみに彼らは共に50歳代半ばを過ぎており、夫婦になってから30年は過ぎています。

そしてこれは私に対しても同じです。家の中でいつも出会う度に”How are you?”と声をかけてくれます。日本ではこういう風に頻繁に声をかけてもらうことはなかったので新鮮でした。以心伝心だと言って言葉に出さないのではなく、ちゃんと言葉に出して挨拶をする。挨拶をして相手のことを認めるというのはとても良い習慣だなと思いました。

ここで何気ない日常の場面ですが、とても印象深かった場面があるので紹介します。記憶に残っているのは午後6時くらいの夕暮れ時に玄関先にあるベンチに座ってGraceがMichaelの帰りを待っていた場面です。彼女は暮れゆく夕日の中で夫であるMichaelの帰りを待っていました。そこには何十年も連れ添っても、それでも夫の帰りを待つGraceの姿がありました。そしてMichaelが帰ってきたら、抱きしめてKissをしていました(私のいる目の前で)。そして、その夜は家族で一緒に夕食を取りました。彼らには一度も言いませんでしたが、それはとてもとても幸せな光景だと思いました。彼らには内緒にしていましたけど、何気ない日常の場面であんなに感動させられるとは思いませんでした。

長時間労働が常態化して、週末以外は家族と十分に過ごすことができない。そしてお互いに声を掛け合う習慣のない日本では見られない光景だったので胸がいっぱいになったのを覚えています。表面的な欧米の生活様式だけでなく、こういう良い文化についてもちゃんと日本に輸入できれば良いなと今は考えています。

Facebookにはそんな彼らがPartyで楽しそうに踊っている写真が掲載されています。日常生活では、夕食はいつもは一緒に取り、夕食後はTVを観て笑う。また休暇では一緒に旅行に行きます。ここで一つ思い出しました。誕生日Partyは毎回凄いんですよ。家族の誰かの誕生日にはいつも家族全員で祝っていました。そして、祝われた人も「ありがとう」と言って本当に嬉しそうにする光景は良いなと思いました。

彼らのような夫婦のあり方だと、Michaelが仕事を引退した後でも上手くやっていけると思いました。一方これが日本だと、それまで仕事三昧でほとんど家にいなかった夫が家にいつもいるようになってそれが妻のストレスになるという話しをよく聞きます。

彼らの夢はいつか「発展途上国に図書館を作ること」です。Graceは教育の重要さをいつも語っていたし、MichaelはそのSystemを作りたいと言っていました。そこまで行かなくても、途上国で教育支援はしたいと言っていました。将来の夢を一緒に共有できる関係というのは、「良い夫婦関係」という言葉を越えて「お互いを尊敬できる夫婦関係」だと思いました。彼らは頭が良くて、お金があって、そして英語が話せるからこの夢は本当に実現してしまいそうです。

NYCで経験した「日本にはない夕暮れ時の豊かな時間」については特に書きたい記事なので後日別記事で改めて書きます。ワーク・ライフ・バランスとは何なのかということを考えるきっかけになる記事です。

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