日別アーカイブ: 2010年4月1日

AngelaとNYCでエヴァンゲリオンの映画を観る。

この記事では昨年夏にAngelaと”Evangelion: 1.0 You are (not) alone”を観に行った話しを紹介します。

昨年9月にNYのEast Villageで”Evangelion: 1.0 You are (not) alone”、日本名だとヱヴァンゲリヲン新劇場版:序が公開されたのでAngelaと一緒に観に行きました。彼女は当然というかエヴァについて知っていました。

映画館は人の入りが少なかったです。私達の回では20~30人くらいの観客が入っていました。そして6割くらいは日本人で、館内は日本語が飛び交っていました。あと面白かったというか情けなかったのが、放送開始は10分遅れるって入り口の人が英語で説明したのを大半の日本人が理解していなかったこと。だから「時間になっても始まらないぞー」って日本語で文句を言っていました。同じ日本人として穴があったら入りたい気持ちでした。

映画は英語音声でした。「米国人の声優はみんな駄目」とAngelaは文句をブチブチ言っていましたが、このエヴァの声優はそれほど悪くなかったと思います。ただミサトさんとリツコさんの声はオバさんぽかったかな!米国人声優の方が日本人声優よりも声が低いのか、比較すると全体的に成熟した(老けた)印象を受けました。

映画は日本語版をすでに観て内容を理解していたので、英語音声字幕無しでもまったく問題なく理解できました。逆に作中にある日本の標識とかがよく分からなかったAngelaから映画が終わった後に「あれってどういう意味だったの?」ということを聞かれました。あとこの映画はBlue ray Discでした。でも別に何の問題もなく綺麗に映っていました。

私は行きませんでしたがNYコスプレFestivalとかもありますし、日本文化はNYCでも人気があるんだなとAngelaほか親日的な米国人と接していて色々と日本の魅力に気付くことができました。映画の後は日本人が経営する店でラーメンを食べて、日本のアニメグッズが売っている店を案内してもらいました。

Angela 日本文化大好き!な黒人少女

この記事ではAngelaが好きな日本文化について紹介します。訪米当初はまだ私の交友関係も狭く、そして彼女の大学も夏休みだったため、よくAngelaには英会話の練習相手になってもらいました。彼女の英語はDecent(しっかりとした)で聞き取りやすかったです。本人は友人達からDecentとか南部の英語みた~いとか言われる、と文句を言っていましたが。

彼女との話題はもっぱら日本文化に関するものでした。彼女は先程の記事でも少し紹介したように日本文化が大好きです。そして中学と高校で日本語を学んだとのことです。日本の英語教育と同じで、全然モノにならなかったみたいですけどね。

特に好きなのは原宿・渋谷の少女達の流行。だから日本のTeenager向けのファッション雑誌をよく読んでいました。ちなみにその書籍はWeb上に掲載されていました(違法ですよね)。ネイルアートについてもそういう日本文化の影響を受けていたので、自分でデコネイル(キラキラ)にしていました。ネイルアートはNYでも盛んですが、まだデコネイルは普及していませんでした。そしてまた、$2くらいを手鏡も自作でデコ化して、「$50もかかった!」と嬉しそうに見せてくれました。

また、NYではなぜかハローキティも大人気でした。Times Squareのある42nd Street(42番通り)にもサンリオのキティちゃん専門店がありました。そして当然Angelaはキティちゃん大好きです。もし米国にお土産を持っていくのならキティちゃんの携帯ストラップが喜ばれると思います。私はAngelaに地元の天地人のキティちゃんあげました。彼女は「愛」の字の意味を知って喜んで、いまはその天地人キティちゃんは彼女のBlackberryについています。ハローキティがここまで人気があると知っていたら、もう少し可愛いのを用意したんですけど、その時は天地人キティちゃんしか手元にありませんでした。

あとNYではどーもくんも何故か人気あります。私はGraceに彼女のChristmas Tree用に忍者どーもくんを贈りました。今年のChristmasには忍者どーもくんが活躍することでしょう。

そしてAngelaは今学期も大学で日本語初級の講義を受講しています。この後、何人もこういう風に日本文化が好きで、日本語を学んでいる人に私は出会いました。「いつか日本に行きたいな。でも今の自分の日本語力のままで行ったら、”I will die”。」と言っていました。「日本では英語通じるから大丈夫だよ」と言っておいたのでしばらくしたら彼女は日本に来るかもしれません。だから東京にいるみなさんは、ある日黒人の美少女から英語で話しかけられても逃げないで下さいよ!

Angela 専攻を3度変えて、最後は医者を志す。

この記事からHost Family宅の三人姉妹の末娘、Angelaについて紹介します。次の2つの点、「専攻を3度変えて、最後は医者に」「日本文化大好き!な黒人少女」から彼女の事を紹介します。

AngelaはHost Family宅の三人姉妹の末娘です。お姉さんは2人はすでに別の場所で暮らしていたため、私は彼女とだけ交流がありました。昨日の記事で紹介した異邦人に対する差別感情ですが、実は私も持っていました。米国に行くまでは黒人女性に異性としての魅力を感じたことは一度もなかったです。しかしAngelaがその偏見を打破してくれました。振り返ると、彼女は米国滞在中に出会った女性の中で一番可愛い女性です。また水泳をしているため、身体つきが美しかったです。Sports選手のしなやかな体型だから綺麗というよりは美しいという描写の方がピッタリです。

では彼女がどのような経緯で医者を志したかを順番に紹介します。なお、この記事の下書きをTwitterでした際に、日本の医学部事情について多数のReplyをもらいました。日本との比較については記事最後の補足に追加しました。

彼女は最初高校では「美術を専攻したい!」「もしくは写真を専攻したい!」と思っていたそうです。その名残で家の中には至る所に彼女が描いた絵が飾られていました。彼女が書いた「天地無用の砂沙美」の絵を発見した時には、えらくびっくりしました。次の記事で書きますが日本文化が好きなので、そういう絵も書いていたみたいです。そして大学では生物学を専攻しています。ここで知っておいてほしいのですが、正直言って彼女の大学はそれほど秀才が行く大学では無いです。

また彼女は高校の頃から水泳をしており、大学生になってからはConey island(Brooklynにある)の海水浴場でアルバイトをしていました。そしてその海水浴場のアルバイトを通じて命を助ける緊急医療に興味を持ったため、大学を1年間休学して緊急医療について学ぶことにしました。そしてそこで彼女は緊急医療を学び医療により関心を持ち、大学卒業後にMedical Schoolに行くこと決めました。つまり、彼女は医者になることを決意したのです。現在は大学に戻り生物学の勉強をしています。大学を卒業してからMedical Schoolに行くので、彼女が医者になるのは30歳くらいの頃です。

彼女が医者を志すまでの経緯を見ると、日本で医者になる場合とずいぶんと違うことに気付くと思います。通常日本だと必死に大学受験をして、ごく限られた秀才だけが医学部に入れます。そしてまた医学部に入るためには中学生、中には小学生の頃から必死で勉強しなければなりません。つまり、通常10代の早い内に医者になると決意しなければ医者にはなれません。一方、Angelaが医者になろうと決めたのは20歳を過ぎてからです。限られた人達しか医者になれない日本より、Angelaのようにある程度の年齢に達してから、親の希望ではなく自分の意志で医者になる選択を出来る米国の方が、日本よりもより多くの人達に機会があって良いように私は思えました。Angelaは数学キラーイとよく言っていました。それでも今は医者になるために嫌いな数学も一生懸命勉強しています。

ちゃんと努力する事が出来るし人柄も極めて良いので、彼女なら良い医者になると思います。また、医者を志すまでに色々とまわり道した経験もきっと彼女を人間味あふれる医者にすると思います。暇があればいつもBlackberryでTextして(Mail書いて)、そしていつもFacebookを更新していた今風の女の子のAngelaです。数年後、彼女が医者になっているというのは何だか不思議な感じがします。

もう一人、Graceの従姉妹で30歳の時に医学部に入学した女性がいます。彼女が30歳で再入学した理由は「それまで黒人の医学部入学が認められていなかったため」です。年齢差別は無かったけど、人種差別はあったのかと思いました。それでも彼女以降の人々は30歳を過ぎてから医者を志せます。そういう環境があるのは良いなと思いました。あとこの話しは何年前の話か知らないです。詳細に興味のある方はご自身で調べて下さい。

以下、日本の医学部事情についてTwitter上で多くのReplyをもらったので補足としてまとめました。下記に簡単にまとめますが、私はあまり詳しくないので興味がある方は自分で調べて下さい。

  1. 日本でもある程度の年齢になってからも、つまり社会人からでも医学部への入学は出来る。ただし、これはまだまだ社会で認知されておらず一般的な選択ではない。
  2. 他学部を卒業している場合は一般教養などで一部科目免除がある場合もある。ただし、研究者ではなく医者になるには、院からの編入ではなく学部からの再入学が必要。さらに詳細を知りたい方は「学士入学」で検索をしてください。
  3. 日米を比較すると、日本の方が医学部に入学するのが、学力と金銭(私立を志望する場合)の面からはるかに困難。

他にも面白い意見があったので紹介します。

  • 米国は日本以上の学歴差別がある。学校で資格を取っていないとどんなに優秀な人でも現場の人で終わり、Managerにはなれない。
  • 日本は学歴差別は米国ほどではないが、年齢差別がひどい。

以上です。医学部事情に興味のある方は参考にしてください。そして、興味がある方は詳細を自分で調べてみて下さい。