日別アーカイブ: 2010年4月4日

New York英会話学校 (6)日本の英語教育への警鐘

この記事では英会話学校で出会った様々な国籍の人々と交流して気付いたことを紹介します。

英会話学校にはAsia人で小学生高学年くらいのかなり幼い年齢の子供もいました。なんでも中国から来ていたみたいです。孟母三遷、中国の親の英語教育熱を感じました。

また夏休み期間中だったので欧州からの留学では10代の学生が多かったです。集団で留学に来ているという場合もありました。欧州の人々も英語を熱心に学んでいるのだなと思いました。

韓国・台湾・中国の留学生も多かったです。特に韓国が多かったです。これらの国々と比較すると日本人の割合はかなり低いです。日本が取り残されているように私は思えました。

幼少児から英語圏に留学に来ている子供たちは自国の国内だけの競争ではなく、国外での競争に視野に入れているのだという事が分かりました。親もそれが分かっているからどんどんと子供をNYCに留学させているのだと思います。

こういう光景を目の当たりにしたので、日本国内で受験英語だけしていて、しかも「受験英語をすれば英文は読めるから十分だ。」という主張が幅を利かせる日本の状況が本当に馬鹿馬鹿しく感じます。日本人がそんなことを言っている間に他の国の人々は英語で”討論”して、英語で文章を”書く”方法を学んで、つまり積極的に世界に進出しようとしています。満足に使えない英語で、そして世界情勢を無視して日本人だけで競争をしている日本の現状を考えると、どうしても日本の将来を危惧してしまいます。

また、日本人は会社に縛られすぎだと思いました。1ヶ月休暇を取って、語学留学という選択肢は日本ではできないのでしょうか。他の多くの国ではこれが出来ます。日本にいて英語を学ぶのと、現地で学ぶのではぜんぜん違います。留学すれば、言葉以外にも大切なことを学ぶ事が出来ます。「会社内で英会話の研修をしている。だから英語教育は十分だ。」こんな事は決してありません。企業の英語研修でも本当に英語教育に力を入れたいということであれば、社員を1ヶ月くらい現地に留学させて集中的に英語学習をさせるということをした方が良いと思いました。

NYCの語学学校ではこのような事に気付きました。そして「日本というのは実は教育をものすごく軽視している国なのではないか」と思うようになりました。色々と学ぶことの多い語学学校でした。

この記事で紹介したような事は私のblog記事を読むだけでなく、実際に体験すべきだと思います。上記記事でも紹介しましたが、英語力がまだ低い人でも可能であれば短期間の語学留学は出来るだけ早いうちに体験した方が良いと思います。そうすれば日本にいては気付けなかった多くのことに気付くことが出来ます。

New York英会話学校 (5)様々な国々の人々 一挙に紹介

最初に先生たちの紹介をします。彼女たちは共に白人の米国人です。文法Classの先生、Jenny。彼女の英語は聞き取りやすかったです。また、私は彼女に英作文の添削を一ヶ月お願いしていました。

白人にとってAsia人の年齢が分かりづらいように、私達も年齢を推測するのが難しいです。Jennyが何歳かずっと分からなかったけど、後に32歳だと教えてもらいました。30前後かなと思っていたので私の推測は当たりました。

彼女にはお世話になったので、TOEIC900点を突破したときにその旨報告したら、とても喜んでくれました。その時にJennyからは「教師が生徒を育てるだけでなく、教師も生徒から学ぶことが多い。そしてあなたからもたくさん学ばせてもらった」という嬉しい言葉をもらいました。ちなみに彼女とは授業の最終日に米国式のお別れの挨拶(軽い抱擁)をしました。私が米国式の挨拶をしたのは彼女が初めてです。お世話になりました。せっかくなので彼女からもらったMailを一部紹介します。

You must be so relieved that you don’t have to study for the TOEIC anymore!  You worked hard for such a successful score; you should be proud of yourself.  Thanks for your nice comments about my teacher.  There is an expression in English:  ‘the student makes the teacher’.  You were a good student, so you motivated me and as a result learned!  Good Job!

会話Classの教師、Georgia。彼女の英語はNew Jersey訛りで最後まで5~6割の英語しか聞き取れませんでした。3ヶ月授業を受けた韓国人のJacksonも「彼女の英語は最後まで分からなかった…」と言っていました。

Georgiaは25歳と若く、英会話教師の傍ら大学にも通っていました。だから「今日は5時から講義があるから、早めに帰らせて!」と時には学校側と交渉して、授業時間を変更して早めに帰ったりもしていました。ここらへんの感覚が日本人とは違います。米国人は「自分に都合の悪いRuleは交渉して変えてしまえば良い」と考えます。「Ruleがあるからそれに従わなければならない」と考える日本人とは大違いです。そして日本人の場合はさらにそのRuleを従いたくない他の人にまで強要するからなおさら質が悪いです。

他にも以前にNOVAに勤めていて、武蔵溝ノ口で働いていたのよという先生もいました。NOVAが潰れてNYCに戻ってきたようです。あとは中国系、台湾系のNative English Speakerの先生達もいました。食生活にまだ慣れていなかった頃、中国系の先生から中華街で買った御飯をもらったことがあります。

これからClass Mate達を一挙に紹介していきます。次に紹介するのは30歳を少し越えたあたりのメキシコ人夫妻。彼らは仕事を休んで1ヶ月の語学留学です。日本人とは対照的だなと思えるくらいに、彼らは呑気で陽気でした。常に冗談を言っている人達だったので私は彼らの事が大好きでした。

30歳前のブラジル人女性。彼女は仕事をやめて、長期間の語学留学です。ブラジル人の陽気さ、親しみやすさは特別です。Jacksonは初対面で頬にKissをされて驚いていました。どうやらそれで反省したらしく「あなたにはいきなりkissはしないわ」と私に言いました。彼女はかつての上司が日系人で、自身もブラジリアン柔術をしているということで親日的でした。NYCでもブラジリアン柔術に励んで、現地の米国人達と交流をしていたようです。他にもブラジル人では中年男性がHost Family先に滞在したので知り合いになりました。彼はNYCでTennisばかりしていました。そしてSportsを通じて米国人と交流していました。Sportsが出来る人は留学中も積極的にした方が良いと思います。Sportsを通じて、米国人達と交流することが出来ます。私もCentral ParkをBikeで走っている時には一緒に走りながら「どこから来たの?」「そのBikeかっこいいね」とか雑談をして交流したりしたのを覚えています。

もう一人の韓国人女性。20代前半の女子大生。彼女は遅刻魔でした。また授業中はいつも眠そうにしていました。この韓国人女性はフィリピンですでに語学留学をしていたため、英語はかなり堪能でした。でも遅刻魔なので、色々ともったいないなと思いました。そして日本にいるときは気付かなかったのですが、彼女のようにフィリピンに語学留学というのも選択肢にあります。物価が安いため、まずはフィリピンで語学留学をして、それから本格的に米国留学というのも良いかもしれません。日本ではレアジョブ、フィリピンの大学生達とOnline英会話を行うServiceが有名です。そして同様の発想ですでに韓国系列の英会話学校がフィリピンにはたくさんあります。この点、韓国の方が一歩進んでいます。

Polandの高校生。夏休みを利用して語学留学。10代なのに立派な英語を話していました。いつもスタバで甘くて大きな飲み物を飲んでいたので肥満気味だったのを覚えています。米国で出会った人達に比べると日本人は本当に痩せていると思います。特に日本人女性はいま見ると不健康なくらいに痩せているように思えます。

ドイツ人の女子大生。彼女は私と同じでいつも時間前にClassに来ていました。彼女のおかげでドイツに良い印象を持ちました。彼女もまだ10代なのにとても英語が堪能でした。

タイ人の建築家の女性。会社を一年間休んで、英語を身につけるために留学。1年間休んでも首にならない会社というのは凄いなと思いました。

フランス人の女子大生。露出度高い。目のやり場に困るような胸元を開いた服をよく着ていました。彼女も10代に関わらず英語はとても堪能でした。後日紹介しますが、もう一人知り合ったHost Family宅に滞在したフランス人の女子大生も露出度が高かったです。あと肌の接触が多かったです。これはお国柄ですかね。

20代前半イタリア人女性、気が強い。高校生のイタリア人男性、我が強すぎ。これもお国柄かな。

チェコから親子で留学していた人達も。金持ちそうだった。

トルコ人女子大生。うーん、彼女はあんまり記憶に残っていない。印象的な名前だったなくらいしか思いでがないです。

Class Mateの紹介はこれくらいです。そして最後に英会話学校の日本人社員の女性を紹介します。彼女は受付をして、英語で生徒に色々と手助けをしていたのでとても英語が堪能でした。本人によると試験英語は苦手らしいですけど。私がNYC滞在中に唯一一緒に出歩いた日本人は彼女です。当時は彼女の方が英語が堪能だったので、ちょっと悔しかったのを覚えています。彼女からは英会話学校の仕組みや裏事情を色々と教えてもらいました。

次はの記事では英会話学校で気付いたことを記していきます。

New York英会話学校 (4)様々な国々から来ている生徒たち PeruとKoreaの友人達

この記事は上記記事の続きです。この記事から「New Yorkの英会話学校で出会った様々な人々」について紹介していきます。上記記事では海外英会話学校について良くは書きませんでしたが、これからの記事では良い面について紹介します。

NYCの英会話学校では日本と異なり色々な国々から生徒がやってきていました。私が所属していたClassは日本人は私一人だけでした。そこでこれまで一度も話したことのない国々の人々と交流することが出来ました。そこでは日本にいて似たような境遇の人達と英語を勉強していてだけでは気付けないことに気付けます。様々な人達と交流するときっとあなたの世界に対する視野は格段に広がります。この記事では特に印象に残った2人の生徒について紹介します。

最初に紹介するのはPerla、Peruペルー出身 の女性。最初の振り分け試験で隣に座って彼女と自己紹介をし合った時には、私はPeruという単語を聞き取れませんでした。Peruは日本人にはあまり馴染みのない国ですから。

Perlaは現在Spainで働いており、会社に許可を取って3週間だけNYCに語学留学に来ていました。動機は仕事で英語を使う機会が多いから、英語力を高めたいとのことです。あと他の多くの人々と同様に語学留学+NYC観光が彼女の目的だったようですが。

ちょっと面白かったのがPerlaの写真を日本人に見せて年齢を尋ねると「30~40歳」くらいという回答が得られます。一方、米国人に尋ねると「25~30歳」と言われます。彼女の年齢は28歳だったので、日本人の回答はかなり的外れです。これは日本人が中南米の女性に全く慣れていない事が分かる一例でした。ちなみに私は米国ではだいたい20~25歳だと思われていました。実年齢より5歳くらい分かる見られていました。一番凄かったのは「18歳?」と言われた事です。流石にそれはないだろと思いました。Asia人は米国では5~10歳くらい若くみられる傾向にあります。

「観光したいー」というPerlaに連れられて時差ボケから治っていないのに、NYCの観光名所に連れていかれました。Empire State BuildingとCentral Parkには彼女に連れられていきました。そしてPerlaとはCentral Parkの夕暮れ時に無料のClassical Musicの演奏を聞きました。夏のNYCでは各地で無料の音楽演奏会が開かれています。みな夕方早めに仕事を切り上げて、こういうEventに参加するのが夏のNYCの生活です。夏のNYC、とりわけ夕暮れ時は綺麗でした。人々が早めに帰宅して、様々な文化活動に参加しているのも私には新鮮でした。東京よりもNYCの方が文化的だなと私はその時に思いました。

あとEmpire State Buildingって第2次世界大戦前からあることに驚きました。NYCは地震も空襲なかったからとても古い建物が現在も残っています。米国と日本の国力の差をまざまざと感じました。

次にClassで一番仲の良かったJackson。彼は韓国人で韓国名も持っていますが、欧米人には発音が難しい名前だったため、英語名を名乗っているとのことです。Jacksonは英語の先生である奥さんと一緒に留学していました。彼の職業は幼児向け教育アニメ作家です。自分の英語教材について磨きをかけるために、そして将来英語圏で仕事をするために今回の語学留学を思い立ったとのことです。

彼の英語はとても分かりやすかったです。向こうにとっても私の英語は分かりやすかったようです。一方、Perlaからは「あなたの発音ってなんだか変だね。時々RとLがひっくり返っている?」とか言われました。そして私にとってもPerlaのSpain語訛りの英語は難しかったです。

Jacksonとは英会話の授業が難しいと二人で「あれ、分かったか?」「分からなかった…」と嘆き合っていました。今となっては良い思い出です。そしてJacksonには32nd Streetにある韓国人街に案内してもらいました。彼がいなかったら、あの通りには近寄らなかったかもしれません。

私は穏やかで優しい彼ら夫妻が好きでした。Facebookに掲載している夫婦仲良く観光している姿を見ると心が暖かくなります。正直に言うと、私はそれまで韓国人に対してはあまり良い印象を持っていませんでしたが、彼のおかげで韓国についての印象は変わりました。日本人と韓国人は英語で対等に話し合えば、お互いの母国を一端離れて話しあえば、そうすれば仲良くなれるのではないかなと今は思っています。米国では日本人も韓国人も同じ「Asiaからの異邦人」です。また、食生活もよく似ています。だから仲良くなりやすいと思います。