日別アーカイブ: 2010年4月7日

私とShuの「狐と針鼠の関係」

この記事では私とShuの「狐と針鼠の関係」について紹介します。ビジョナリー・カンパニー 2 を読んでいる人ならこの括弧内の言葉の意味が分かると思います。後半でちゃんと説明しますが、分かる人は先にニンマリとしていてください。最初に以前に書いた記事を紹介します。この記事は私とShuを比較した経験から執筆しました。

Shuは大学の専攻が「建築」で建築事務所で働いていました。彼女の英語は私の英語力よりはだいぶんと劣りますが、この専門技能のおかげで私よりもずっと良い待遇をInternship中に与えらていました。一例をあげるとSSN、Social Security Number社会保障番号を研修先の会社から支給されていました。このSSNは短期留学の外国人にはあまり与えられませんが、彼女の研修先会社は彼女ためにわざわざ代理人を雇ってSSNを取得しました。言うまでもありませんが、私はSSNは持っていません。そしてSSNさえ持っていれば、Visaが無くても米国で生きていけます。Credit Cardも作れるし、住宅も借りられます。Visaが無くてSSNだけ持っている女性で起業して成功した話を以前にMichaelから聞いたことがあります。Visa無しってことは当然ながら不法滞在ということですが。SSNの取得は一例ですが、彼女はその「建築」という専門技能がゆえにInternship先から様々な優遇を受けていました。

一方、私は英語力はTOEICで日本人受験者の上位2%に入るだけの英語力があります。また事務作業もそれなりに出来ます。Office関連では、Word, Excel, PowerPoint, Access, Outlookが全部使えて、HTMLもある程度分かります。そしてShuはOffice関連はあまり得意ではなかったです。ただこういう「何でもできるが器用貧乏な自分」と「一芸に秀でたShu」では、後者の彼女の方が米国では圧倒的に価値があります。この体験が最初に紹介した記事を書く動機になりました。

私はなんでも知っている「狐」でした。そしてShuは世間知らずで鈍重な「針鼠」です。狐は敏捷で賢明ですが、針鼠が一度自分の特性を活かせる場所で丸まってしまうと、狐はどうやっても針鼠に勝てません。この逸話は偉大な企業を創るためにはどうすれば良いのかという法則を紹介したビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則という書籍で紹介されている逸話です。誰にも負けない自分だけの強みを持ちたいと思っている人にこの本を強くお勧めします。

後日企業Internshipを考える人向けの記事を改めて書きますが、専門技能を持たない日本人が企業Internshipをしようと思うと、そしてまた海外で働くことはとても大変です。逆に圧倒的な一芸、特に理工系の専門知識・技能があれば、英語がある程度不自由でも米国で十分な高給を得ることができます。Visaの取得だって通常よりははるかに簡単です。日本の場合は留学/語学留学を希望する人は理系の人々よりも文系の人が多いと思います。そして留学を希望する人達には私がここで記した「狐と針鼠の関係」を是非知ってもらいたいです。

Shu 中国人の女性建築家

この記事では私がNYC滞在中に最も一緒に出歩く機会の多かった中国人女性、Shuについて紹介します。彼女は中国の大学で建築を専攻しています。そして大学を1年間休学して、NYCで建築事務所でInternをしており、Internshipを通じて建築の専門知識を学んでいました。

Shuは私が来る前にGraceの家にHome Stayしていました。それが縁で私がJFK空港に着いたときにGraceと一緒に空港まで迎えに来てくれました。ただもうその時には、彼女はChina Town (Canal Street)に引越していましたので、一緒に暮らしたわけではありません。そしてお互いGrace経由で身元がしっかりとしていたし、留学中という似たような立場であったため、NYC滞在中は彼女と最も出歩きました。あと説明しなくても良いとは思いますが、彼女との会話はずっとお互いの第2言語である英語でしました。

私は留学前は韓国人同様にあまり中国人に対しても良い印象を持っていませんでした。しかし、彼女のおかげでその悪印象は払拭されました。韓国人は以前に紹介したJacksonが払拭してくれたし、NYCに来てから韓国・中国という隣国に対する印象が一変するとは留学前は考えもしなかったです。

GraceによるとShuは訪米当初はとても「伝統的な中国人女性」らしかったそうです。しかし、私が初めて出会った時点ですでに彼女はNYCに半年以上滞在していたため、その時点ではすっかり米国文化に染まっていました。言動や振る舞いなどすっかり米国風でした。

また裕福な家のお嬢さんだなとShuと接していて思いました。割と警戒心なくてノホホンとしているので、以前に少し書きましたがManhattanで胡散臭い米国人に誘われてついて行ってGraceに怒られていました。

Shuは米国文化に馴染む過程で、NYC到着当初は腰くらいまであった長い髪を2回、バッサリと切りました。2回目の時は私は流石に切りすぎだと思ったし、正直言って短い髪型は可愛くないと思ったので、その髪型はやめた方が良いと伝えたりしました。そしたら「女性はなんで女性らしくないといけないんだろう」とか言っていました。こんな風に彼女はすっかりと米国文化に染まっていました。

あとShuは写真の前ではほとんど全く笑わないといった変な癖がありました。これはあまり良くない癖なので、Shuの中国の友人からも写真撮影の時には笑った方が良いと言われていたらしいです。私もこの件については散々ネタにさせてもらいました。

Manhattanにある中華街、Canal Streetでは彼女に中国語(Mandarin)の通訳をよくしてもらいました。Shuがいなければ入らなかっただろうなというRestaurantもCanal Streetに何件かあります。また、中国人が「アイヤー」と本当に言うのを聞いて感動したりもしました。本当に言うんだとかなり驚きました。

そして彼女がNYCを去る際には米国式のお別れの挨拶をしました。私はAsia系の女性に対しては、彼女以外にこの米国式挨拶をしたことはありません。私が将来彼女と再会するのは、おそらく中国だと思います。次に会うのはいつになるかな。

短期留学時に現地で遊ぶ相手Partnerについて

この記事は「短期留学時に現地で遊ぶ相手Partner」についてです。海外で全く人気の無い日本人男性のために書いた記事です。後半に少しですが女性向けの助言もあります。

語学留学やInternship研修といった割合短期の留学においては、あなたはきっと現地で遊んだり、観光したりしたいと思うはずです。そういった時に現地で一緒に遊ぶ相手が欲しくなると思います。以下、日本人男性が同姓・異性の現地のPartnerを見つける場合に分けて紹介します。※注意 ここからは全て米国を想定して書くので、米国・米国人と記述します。

米国で日本人男性が米国人の男性の友人を作ろうと思えば、機会さえあればわりと簡単に出来ると思います。それは彼らがテレビゲームVideo Gameやマンガを通じて、日本文化に対して親しみを持っているからです。私の米国人の友人では、最近ではFF13が発売されたから会社を休んで遊びたいと言っている人がいました。また、小島秀夫を尊敬しているなんて言っていた人もいます。あとは言わずもがなの任天堂のマリオです。マリオは本当に人気があります。また、私はポケモンで遊んでいる黒人の小学生とポケモン談義をしたこともありました。私の世代、20代後半くらいの男性だと「クラウド」の話で盛り上がれると思います。そう、Final Fantasy7クラウドです。

週間少年ジャンプで「ナルト」と「ブリーチ」が本当に大人気でした。私はどちらも読んだことがなかったので、これは必ず読まなければいけないマンガなのだろうかと思ったくらいです。また格闘技も人気がありました。私はブラジリアン柔術をしている米国人2人にあったことがあります。彼らは「柔術」が日本発祥である事を知っているため、日本に対しては好意的な印象を持っていました。あとはそういえば日本の車とバイクも人気がありましたね。

以上述べたように、米国人の男性の場合だと割と共通の話題があるので機会さえあれば仲良くなれます。一方、難しいのは米国にいる女性と仲良くなることです。これから4つの場合に分けて順番に説明していきます。

  1. 最難関 日本やAsiaに興味のないNative English Speakerの女性
  2. 日本やAsiaに興味のあるNative English Speakerの女性
  3. 海外からの留学生の女性
  4. 留学中の日本人の女性

この(1)の米国人女性は、仕事先や学校(大学/専門学校)が一緒で共通の話題があれば仲良く慣れると思います。ただ、短期留学の場合はこういった接点がないのでなかなか難しいです。また、言語、生活習慣、食生活が全て異なるので交流が難しいのです。しかしながら、もしあなたが音楽、Sports、料理と言った言葉を越えて五感に直接訴える特別な能力があれば、親密な関係を築けるかもしれません。また(1)の場合においては、当然ながらかなりの水準の英語力を求められます。ここで例外を述べるとお金があればなんとかなると思いますよ。しかし、お金に頼るのはあまり面白くない選択肢です。

次に「(2) 日本やAsiaに興味のあるNative English Speakerの女性」の場合について紹介します。(2)の女性は日本文化に関心があり、親日的なので仲良くなりやすいです。以前の記事で紹介したHost Familyの黒人少女、Angelaもここに該当します。日本文化に興味のある彼女とは一緒にエヴァンゲリオンの映画を観に行ったりしました。

また、日本にあまり興味がなくてもアジアに興味のある女性、要はAsia系Native English Speakerの場合、生活習慣や食習慣が似ているのでわりと問題なく交流出来ます。私は台湾系、タイ系の女性、そして日系移民の女性と交流がありました(彼女たちについては後日別記事で紹介します)。この(2)の場合でも当然ですが、あなたの英語力はある程度ないとまったく相手にされません。内容ある事を英語で話せないと彼女たちからは全く相手にされません。

ここまでは交流が難しい女性たちの紹介でした。ここから逆に交流が簡単な女性達について紹介します。

「(3)海外からの留学生の女性」「(4)留学中の日本人の女性」、これら集団に所属する女性で「現地に知り合いがほとんどいない」「現地で遊びたい、観光したい」という場合には「一緒に観光(遊び)に行こう」といえば大抵承諾してくれます。そして少なくとも「異国の地に暮らしている」という事が共通点なので、話題に困ることもありません。私も時差ボケから回復する前に(3)の場合で、Peru人のPerlaから誘われてNYC観光に行きました。語学学校にいると別に自分で言わなくても、相手から誘われる事がけっこうあると思います。

そして、特に「(4)留学中の日本人の女性」の場合は言葉が通じるのでさらに簡単です。先程も言いましたが、少なくとも「異国の地に暮らしている」という事が共通点なので話題に困ることもありません。また(4)の場合は、mixiをみればNYCの場合は日本人で定期的に交流会が行われている事に気付く事が出来ます。私はNYCに来てまで日本人同士で群れて交流したいとは全く思わなかったので一度も参加しませんでしたが。

留学する日本人男性の人は簡単な(3)と(4)の女性集団だけでなく、圧倒的に大変ですが出来れば(1)と(2)の女性集団とも親密な関係を築いて下さい。そして「海外では全く人気のない、モテない日本人男性」という汚名を挽回してください。最後に一連のTweetに関連する石田純一の名言を捧げます。「いいと思った女性がいるならデートに誘わなきゃ。断られても失うものなんてないんだし」

これまで男性向けの記述でした。女性向けに少しだけ記します。若くて可愛い女性の場合は自分から声をかけなくても、相手から声をかけてくると思います。ただし米国に留学する女性に対して一つ注意事項を述べると、言葉が不自由で現地の事情も分からない他国の女性にあえて声をかけてくる現地の男性にはロクな男性がいないです。そういう男性は大抵現地の女性に相手にされない魅力のない男性です(例外もいるでしょうが)。この点、ご注意ください。

どうぜ現地の男性と遊ぶのなら次の本で紹介されているくらいに真剣に遊んでください。NYCを舞台にOnline Date Service、match.comを利用して出会いを重ねた日本人女性のお話です(注 日本からAccessすると日本語のPageになります)。なかなか興味深い本なので男性・女性を問わずにお勧めします。

短期留学の場合はちゃんとした人間関係を築くのが難しいでしょうが、頭を使って現地の人々と有意義な関係を築いて下さい。

追記

日本人男性は何故人気がないのでしょうか。Twitter上で質問があったので、考えられる要因を書き出してみました。

  1. 言葉が不自由
  2. そして1に伴ない、まともな話しが出来ない。
  3. 現地の事情に疎い、不案内

要は頼りないから人気がないと考えて良いと思います。逆にこれらの点で不利にならない人の場合は、現地の人間と対等に競うことが出来ます。