私とShuの「狐と針鼠の関係」

この記事では私とShuの「狐と針鼠の関係」について紹介します。ビジョナリー・カンパニー 2 を読んでいる人ならこの括弧内の言葉の意味が分かると思います。後半でちゃんと説明しますが、分かる人は先にニンマリとしていてください。最初に以前に書いた記事を紹介します。この記事は私とShuを比較した経験から執筆しました。

Shuは大学の専攻が「建築」で建築事務所で働いていました。彼女の英語は私の英語力よりはだいぶんと劣りますが、この専門技能のおかげで私よりもずっと良い待遇をInternship中に与えらていました。一例をあげるとSSN、Social Security Number社会保障番号を研修先の会社から支給されていました。このSSNは短期留学の外国人にはあまり与えられませんが、彼女の研修先会社は彼女ためにわざわざ代理人を雇ってSSNを取得しました。言うまでもありませんが、私はSSNは持っていません。そしてSSNさえ持っていれば、Visaが無くても米国で生きていけます。Credit Cardも作れるし、住宅も借りられます。Visaが無くてSSNだけ持っている女性で起業して成功した話を以前にMichaelから聞いたことがあります。Visa無しってことは当然ながら不法滞在ということですが。SSNの取得は一例ですが、彼女はその「建築」という専門技能がゆえにInternship先から様々な優遇を受けていました。

一方、私は英語力はTOEICで日本人受験者の上位2%に入るだけの英語力があります。また事務作業もそれなりに出来ます。Office関連では、Word, Excel, PowerPoint, Access, Outlookが全部使えて、HTMLもある程度分かります。そしてShuはOffice関連はあまり得意ではなかったです。ただこういう「何でもできるが器用貧乏な自分」と「一芸に秀でたShu」では、後者の彼女の方が米国では圧倒的に価値があります。この体験が最初に紹介した記事を書く動機になりました。

私はなんでも知っている「狐」でした。そしてShuは世間知らずで鈍重な「針鼠」です。狐は敏捷で賢明ですが、針鼠が一度自分の特性を活かせる場所で丸まってしまうと、狐はどうやっても針鼠に勝てません。この逸話は偉大な企業を創るためにはどうすれば良いのかという法則を紹介したビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則という書籍で紹介されている逸話です。誰にも負けない自分だけの強みを持ちたいと思っている人にこの本を強くお勧めします。

後日企業Internshipを考える人向けの記事を改めて書きますが、専門技能を持たない日本人が企業Internshipをしようと思うと、そしてまた海外で働くことはとても大変です。逆に圧倒的な一芸、特に理工系の専門知識・技能があれば、英語がある程度不自由でも米国で十分な高給を得ることができます。Visaの取得だって通常よりははるかに簡単です。日本の場合は留学/語学留学を希望する人は理系の人々よりも文系の人が多いと思います。そして留学を希望する人達には私がここで記した「狐と針鼠の関係」を是非知ってもらいたいです。

私とShuの「狐と針鼠の関係」」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 日本人が海外で働く際に有利な職業・専攻は何か « The Wisdom of Crowds – JP

  2. ピンバック: 米国の「無給」Internshipの問題~無給で働くということ~ « The Wisdom of Crowds – JP

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