日別アーカイブ: 2010年4月12日

NYCにおける刺青とピアス

最初に断っておきますが、私自身はピアスも刺青もしたことがないです。そしてまた髪を染めた事もないくらいなので、平均よりも保守的な日本人だと思います。そんな私ですが多様性の街、NYCを体験してだいぶんと物の見方がずいぶん変わりました。

NYCではピアス、刺青が当たり前の光景でした。そしてまた派手な原色の服装もありふれていて、しかも露出度が日本と比べると高いです。あとは日本ではあり得ない髪型をたくさん見ることが出来ました。こういう場所に暮らしていたのでたいていのファッションには耐性がつきました。

NYCに着いて最初に驚いたのが、日本ではあまり受け入れられていない「刺青」を多くの人々がしていることでした。刺青屋もそこら中にあります。ただAsia系の人々では刺青をしている人はあまりみなかったです。でも、そんなAsia系の人達でもかなり大きなピアス穴、または複数個のピアス穴をしていたりしました。それも耳だけじゃなく、鼻とか、ヘソとかに。

前記事で紹介したフランス人のSaundraも鼻にピアスしていました。彼女と一緒にHarlem観光をしている時に、フランス人で鼻にピアスをしているTeenagerの女の子と歩くなんてこれから先の人生で無いだろうなと思っていました。

Host Family宅の娘さん、Angelaはいつも露出度が高い服装と派手なマニュキュア。これも日本だとあまり見ないファッションだと思いました。また、日系企業で働くComputer ProgrammerのMichaelも実は刺青を持っていると聞いて驚きました。刺青は背中にあるらしいので私は直接見たことはありません。

この「刺青とピアス」についてはIntern先にいた弁護士の卵であるArethaに一度詳細を聞いたことがあります。はじめてIntern先に行ったときに、鼻にピアスをしているArethaがいて私はかなり驚きました。弁護士の卵であるArethaですが、鼻にピアスをして、さらに右手の手首のあたりに紅い花の刺青をしていました。「それって大丈夫なの?」と聞いたら「親にバレたら怒られる」と言っていました。だから実家に帰った時はブレスレットをつけてごまかしていると言っていました。「いや、そんなんじゃバレるから」と事務所にいた他の面子にツッコミを入れられていました。

あとは「就職で困らないのか」聞いたら、「仕事中は長袖シャツを着なきゃいけないかも。堅い法律事務所では刺青は駄目かも」と言っていました。米国でも堅い仕事に着く人は目に見える位置への刺青はやらない方が良いようです。そして私が接した限りで言うと、堅い職業や高学歴の米国人たちは目に見える位置に刺青はありませんでした。ただ、ピアスは日本以上に普及していたと思います。

NYCの場合は民族が違うと根本から着る服が違ったりするので、もう何を見ても驚かくなりました。奇抜な服装を見ても「まあそれも良いんじゃないの」とおおらかな心を持って接することができるようになりました。ファッションも国が違えば、民族が違えば、考え方が異なれば全く異なるという当たり前の事を、私はNYCで体験し受け入れられるようになりました。以上でNYCのファッション事情についての紹介を終わります。

おまけ そういえば逆の例で一つ面白い話があって、GraceとMichaelに帰国時にJFK空港に送ってもらった際に、Graceが「日本人女性の髪は全員茶色なの?」と不思議がっていました。彼らにとっては全員が同じ色の髪に染めているというのが不思議で仕方がなかったようです。

欧州からの留学生たち

この記事では私がお世話になったHost Family宅に滞在していた欧州の人達を4人紹介します。

最初に紹介する2人はTedとPatricia。二人ともスイスSwitzerlandからNYCに来ました。Tedは14歳の少年、Patriciaは20代後半の女性。なお、二人の滞在時期はバラバラです。この2人はドイツ語、フランス語、イタリア語、そして英語を話します。つまり二人とも4ヶ国語に通じていました。TEDに至ってはもう一つ他に言語が話せて、合計5ヶ国語に堪能です。それぞれが似ている言語とはいえ、4ヶ国語(5ヶ国語)も話せるのはすごいなと思った。私はこの2人と接したためスイス人は言語に堪能という印象を持つようになりました。

そしてまた二人とも英語の水準は極めて高かったです。Tedに至っては英語はまだ1年しか学んでいないと言っているにも関わらず、かなり流暢に話していました。Facebookをみると文章も十分に書けるようです。Tedはまだ中学生なのに、また1年間しか英語を習っていないのになぜこんなにも流暢なのだろうとずっと不思議でした。そんなTedの事をGraceは「言語的な天才児」と言っていました。

次に紹介するのはDorta。彼女はデンマークDenmarkから来ている女子大生でした。彼女のNYC滞在目的は観光だったので、彼女はいつも朝早くから出かけて深夜まで帰ってきませんでした。だから私も彼女とは週に1~2回しか顔を合わせませんでした。Dortaの英語は正直言ってほとんど分かりませんでした。彼女は以前にAustralia に留学していたとのことで流暢に英語を話せます。しかし、彼女の英語はデンマーク語訛りなのか、私には全く馴染みのないアクセントだったので理解がとても難しかったです。語学学校でも似たような経験をしましたが、欧州の特定の地域の人達の英語はなかなか理解できません。これは日本人に馴染みのないアクセントで話すためだと思います。

最後の一人はSaundra。彼女はFranceから夏休みの間、NYCに来ていたTeenagerの女子大生です。彼女は驚くくらいに英語が出来ませんでした。MichaelによるとSaundraは語学留学というよりはNYCの観光が目的だったから英語力はあんなものだよと言っていました。SaundraとはHarlemへの観光に行ったのですが、言葉が通じなかったので当日はとても厳しかったです。彼女は英語を話せないためか、とりあえずいつも(曖昧な表情で)ニコニコしていました。なんだかこういう点は英語ができない日本人と似ているなと思いました。言葉が出来ない人がする事はみな同じなのかと思いました。Saundraは英語がとても下手だったので、先に紹介したスイス人のTedとフランス語で時々話していた姿を見かけました。時にはTedが彼女のための通訳になっていました。

ここまでは彼らを言語的な観点から紹介しました。次は個別で記憶に残っている事を順番に紹介していきます。

スイス人のTed。彼の生まれは複雑です。親がドミニカ共和国からの移民で、彼自身はイタリアで生まれました。だから国籍はドミニカ共和国とイタリアとスイスの3つ持っているみたいな事を言っていました。そういう複雑な生まれであるため、Tedはスイスに対して複雑な思いを抱いていました。彼のIdentityの問題についてはよくDinnerの場の話題になっていました。日本に生まれて、日本語を話して、国籍は日本と言える日本人は楽で良いなと彼の話しを聞いていて思いました。

あとTedは私が日本から来たと聞いて最初にあげた話題が「らんま1/2」です。そこは「アルプスの少女ハイジ」と言うべきだろうと内心思いましたが、まあこれは日本人の勝手な思い込みです。なんで「らんま1/2」がスイスで人気あるのだろうなと不思議に思いました。あとTedは野菜嫌いで小太りだったので、Graceから以下に野菜を食べることがいかに大切かということをいつも食卓で教えられて(説教されて)いました。こういう点は日本の中学生と変わらないなと思います。そしてTedはまだ14歳にも関わらずにNYCに一人きりで1ヶ月も留学させて英語を学ばせる決断をした親は凄いなと思います。彼の親も英語も学ぶことの重要さに気付いているのだと思いました。

スイス人のPatriciaに関しては別の記事「自由の女神観光」「拳銃を一緒に撃ちにNYC郊外に遠出」「Macy’sのThanks Giving Parade観光」の3つでそれぞれ紹介します。彼女とは何度か一緒に観光して書くことが多いので記事を独立させます。また、フランス人のSaundraについても「Harlemで讃美歌を一緒に歌った」というなかなか出来ない経験を一緒にしたので別の記事で改めて紹介します。

あとDortaとSaundraに関しては、日本の女性と比較すると「小太り」に分類されると思います。米国では標準体型扱いですけど。彼女たちや米国女性達と比較すると日本の女性は本当に痩せて見えます。日本に帰国してから、私は日本女性の「痩せすぎ」を心配するようになりました。