「職場は楽しくあらねばならない 驚きの米国職場体験」への反響と「世界的な人材獲得競争」

ガジェット通信に寄稿した記事、「職場は楽しくあらねばならない 驚きの米国職場体験」が多くのWebsiteに転載されました。

転載先が多すぎるのと、また内容が重複しているのがほとんどなので代表的なWebsiteを2つ紹介します。

記事への感想・反応で不思議だったのが、「現に素晴らしい職場環境を提供する会社がある。けれども、自分達の職場をそういう魅力的な職場にしようと考えない人達が思いの外に多かった」ことです。「他国(他社)の職場は他国の職場、うちの職場は厳しくなければならない」といって、現状を改善する意志を放棄している人達が多かったです。

それだけなら良いのですが、現状の劣悪な状況に問題提起をする人達、現状を改革しようとする人達の足を引っ張りにまわる人達がそれなりの人数いることに驚きました。

「社会の厳しさ」の9割は「社会は厳しくあらねばならない」という妄想を持った人たちによって作られている。日本社会はこの言葉を文字通りに実行している人が多いのだと思います。社会が厳しくなければいけないなんて誰が決めたのでしょうか。

他にもう一つ。私は「職場は楽しくあらねばならない 驚きの米国職場体験」を書いた背景には「世界的な人材獲得競争」があります。この記事、「世界的な人材獲得競争」の方がずっと大事だと書いたのにほとんど読まれていないようなので、再度ここで紹介します。まだ読んでいない人は読んでみてください。

世界的な人材獲得競争」が肝心な内容です。この記事を読まないと本当の意味で「職場は楽しくあらねばならない 驚きの米国職場体験」は理解できません。

職場の環境を良くして、職場の魅力を高めて他国から優秀な人材を雇用するという発想に思い至ることなく、自国民同士で足を引っ張り合うことばかり考えているのか、ということを知って暗澹たる気持ちになりました。まずはこの鎖国意識をなんとかするところから始めないと、何も始められないです。

「職場は楽しくあらねばならない 驚きの米国職場体験」への反響と「世界的な人材獲得競争」」への2件のフィードバック

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