日別アーカイブ: 2010年6月4日

Manhattanの中心にあるCentral Parkにてサイクリング!そしてNew Yorkでの迷子体験。

Manhattanのど真ん中にある大きな公園、それはCentral Parkです。New Yorkを舞台にした映画でもよくこの場所は登場します。Central Parkはそんな有名な公園です。1周約10kmのCentral Parkを私もBD-1でを走ってきました。このサイクリングも人生で最も楽しいサイクリングの一つとなりました。

Central ParkはNew Yorkの自転車乗りが集まる場所です。本格的な服装で走っている人たちがとても多かったです。また、公園のそばには観光客向けの貸し自転車屋も多くありました。

BD-1で走りながら気付いたのは、BD-1の親戚のBROMPTONが数多く走っていることです。New Yorkにおいては小径車はBROMPTONが本当に人気がありました。一方、BD-1は1台も見かけませんでした。私はBROMPTON乗りの人たちと並走しながら、「どこから来たの?」とか「Central Parkの走り心地はどう?」などと雑談をしていました。同じ小径車乗りということで向こうも警戒心を解いて、気安く話してくれたのでしょう。

1周を走ってから、途中でオレオのアイスクリームとStreet Vendorからホットドックを購入。それなりに長時間走ったので疲れました。このどちらも私に取ってはNew Yorkの思い出の味です。その後Central Park内の有名な場所を散策しました。哲学の道で写真をとったり、ベゼスダの噴水で休んだりしてゆっくりと過ごしました。

その後、Central Park内のサイクリングを終えて、Manhattanの西岸にあるサイクリングロードを走って、Brooklynに帰ることにしたのですが…迷子になりました。まだNew Yorkに来て1週間くらいの時だったのでかなり途方に暮れました(迷子で焦っていたのでこの時は写真を撮っていません)。

よく分からないNew Yorkで迷子。しかも時間が経つと空腹になってくるし、トイレの場所も分からないしでかなり途方に暮れました。空腹に絶えかねて途中で見つけたマクドナルドへ避難して、そこで夕食を取ることにしました。そしてこのマクドナルドなのですが…、英語が通じないというか分からない。何をどう注文して良いのか分からないし、店員の黒人女性の早口英語もよく分からないので、苦労しながら注文しました。マクドナルドの英語は日本人にとっては最も難しい英語の1つだと思います。まさに試練です。これは苦労しました。

その後は手持ちの地図を苦労して駅をなんとか発見。この時の迷子は一瞬「死ぬかも?」と思うくらいに、危機感を抱いた迷子でした。日本で迷子になるのと、見知らぬ時のNew Yorkで迷子になるのでは危機感が違いすぎます。恐ろしい体験でした。

以上、Central Parkのサイクリング体験でした。前半は楽しかったけど、後半は命の危機を感じながら走った1日でした。

New York CityをはじめてBD-1で走った時の記録

私はNew Yorkに着いてまだ時差ボケも治っていないうちに、早速BD-1でサイクリングに出かけました。この記事ではBD-1ではじめてBrooklynを走った際の事を記します。

New YorkのBrooklynを自転車で走っていてまず気付くのは路上駐車が異常に多いこと。車は全て路上に止めているのではないかと思えるくらいに路上駐車だらけです。この街で暮らすには縦列駐車が出来ないと暮らしていけないと思いました。

そして次は路上にやたらとあるBUMP(こぶ)。Brooklynの路上はBUMPだらけなので、日本の平坦な道路とは違って走る際には注意が必要です。私は最初日本にはないBUMP AHEAD(前方にこぶ有り)という標識の意味が理解できませんでした。

そして何より慣れないのは車が「右側」を走っていること。これは慣れるのに時間がかかりました。また、日本に帰って来てから「左側」に再適応するのにも時間がかかりました。自転車乗りにしか分からないと思いますが、右側を走ると手信号出しづらいです。

またNew Yorkの車の運転はもうすごい。私は自動車の評判が悪い名古屋での運転経験がありますが、名古屋とは比較にならないくらいにNew Yorkの運転マナーは悪かったです。クラクション鳴らしまくり、急加速しまくりです。だからNew Yorkで自転車専用道路ではない一般道を自転車で走るのはとても怖いです。一般道を走るのは本当に怖いので、自転車専用道路以外の場所は極力走らないようになりました。

「自転車専用道路」と言いましたが、New Yorkでは日本ではほとんど見ることが出来なかった自転車専用道路が街中に多数敷設されていました。この点はNew Yorkは素晴らしい。日本にはなぜNew Yorkほどの自転車専用道路がないのだろうと今は残念に思っているところです。

この初めてのサイクリングではthe Manhattan Bridgeまで走りました。このサイクリングは私の人生で最も胸が高なったサイクリングの1つです。交通ルールが日本とまるで違うNew Yorkを初めて走ったので、その時はまさに五感が研ぎ澄まされていました。異国を自転車で走るというのは本当にドキドキできるので、また近い将来日本以外の国も自転車で走りたいものです。ただし!事故を起こした際の連絡先、保険の詳細については把握しておく必要があります。異国で事故を起こすと大変です。幸い私はNew York滞在中は一度も落車しませんでした。でも、走るときは常に日本で走るとき以上に警戒感を持ちながら走っていました。

the Manhattan Bridgeへのサイクリングでは途中の道路に、BD-1のタイヤがちょうどはまる溝があり、そこにハマったときは冷や汗が出ました。それは日本で見かけたことがなかった大きな溝でした。幸いゆっくりと走っていたので落車はしませんでしたが、速度をあげて走っていたら落車していたかもしれません。いま思い出してもヒヤッとした体験でした。

そしてBrooklynとManhattanをつなぐthe Manhattan Bridgeへ辿り着きました。この橋は自転車専用道路があるので多くの自転車乗り達がこの橋を渡ってManhattanへと向かいます。橋の向こうは中華街。私はこの時点では中華街について何も知らなかったので、「なんだこの新宿歌舞伎町みたいな場所は!?」と驚いてすぐに引き返してしまいました。そして中華街が別に危険な場所じゃないと知るのは、それから数日後でした。

the Manhattan Bridgeから引き返して、Prospect Park周辺で夕暮れ時に写真撮影。いい写真が撮れました。この日のサイクリングは本当に楽しかったので、BD-1をわざわざ日本からNew Yorkまで苦労して持っていった甲斐がありました。本当に楽しかったです。