Manhattanのど真ん中にある大きな公園、それはCentral Parkです。New Yorkを舞台にした映画でもよくこの場所は登場します。Central Parkはそんな有名な公園です。1周約10kmのCentral Parkを私もBD-1でを走ってきました。このサイクリングも人生で最も楽しいサイクリングの一つとなりました。
Central ParkはNew Yorkの自転車乗りが集まる場所です。本格的な服装で走っている人たちがとても多かったです。また、公園のそばには観光客向けの貸し自転車屋も多くありました。
BD-1で走りながら気付いたのは、BD-1の親戚のBROMPTONが数多く走っていることです。New Yorkにおいては小径車はBROMPTONが本当に人気がありました。一方、BD-1は1台も見かけませんでした。私はBROMPTON乗りの人たちと並走しながら、「どこから来たの?」とか「Central Parkの走り心地はどう?」などと雑談をしていました。同じ小径車乗りということで向こうも警戒心を解いて、気安く話してくれたのでしょう。
1周を走ってから、途中でオレオのアイスクリームとStreet Vendorからホットドックを購入。それなりに長時間走ったので疲れました。このどちらも私に取ってはNew Yorkの思い出の味です。その後Central Park内の有名な場所を散策しました。哲学の道で写真をとったり、ベゼスダの噴水で休んだりしてゆっくりと過ごしました。
その後、Central Park内のサイクリングを終えて、Manhattanの西岸にあるサイクリングロードを走って、Brooklynに帰ることにしたのですが…迷子になりました。まだNew Yorkに来て1週間くらいの時だったのでかなり途方に暮れました(迷子で焦っていたのでこの時は写真を撮っていません)。
よく分からないNew Yorkで迷子。しかも時間が経つと空腹になってくるし、トイレの場所も分からないしでかなり途方に暮れました。空腹に絶えかねて途中で見つけたマクドナルドへ避難して、そこで夕食を取ることにしました。そしてこのマクドナルドなのですが…、英語が通じないというか分からない。何をどう注文して良いのか分からないし、店員の黒人女性の早口英語もよく分からないので、苦労しながら注文しました。マクドナルドの英語は日本人にとっては最も難しい英語の1つだと思います。まさに試練です。これは苦労しました。
その後は手持ちの地図を苦労して駅をなんとか発見。この時の迷子は一瞬「死ぬかも?」と思うくらいに、危機感を抱いた迷子でした。日本で迷子になるのと、見知らぬ時のNew Yorkで迷子になるのでは危機感が違いすぎます。恐ろしい体験でした。
以上、Central Parkのサイクリング体験でした。前半は楽しかったけど、後半は命の危機を感じながら走った1日でした。